医学部 医学科
学生インタビュー(2025年度入学生)
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上野 稜 東京都 暁星高等学校出身
国際医療福祉大学の医学を英語で学ぶこと、1年生から実践的な基礎医学が学べることに大変魅力を感じました。充実したシミュレーション設備があり、多様な国の優秀な留学生と共に学ぶ環境に惹かれました。また、駅から1分で大学に着く利便性も重要です。通学時間:75分(電車) 入学後は、まるで留学したような環境で学んでいます。隣の人が日本語から急に英語で話し始めたりするのも面白いです。テストも英語で行われ、自然と英語スキルが上達する環境です。 入学早々に法医学の解剖実習を見学し、医学の道に進む実感を持てました。また、スピード感のある授業は意欲があがり、興味と楽しさが増しています。豊富な海外経験のある意欲的な先生から直接楽しく学んでいます。 同期との交流が深く、おおらかな雰囲気で、同じ目標に向け皆で助け合う雰囲気は入学して感動したことのひとつです。山好きだったので、仲間と山岳部を立ち上げることができました。 この大学に入学し、将来の選択肢が格段に広がったと感じています。この環境を活かし、海外との交流を持ち、英語で診療ができる医師をめざしています。どこでも誰でも診ることができる医師になりたいです。 |
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カフーン 祿美 愛知県 岡崎高等学校出身
中学校時代から生物学に強い関心があり、その興味をより深く学びたいと理系を選択しました。その中で単に生物学の知識を理解するだけでなく、人の健康や生活に直接関わる分野により興味を持ちました。さらに、高校入学後に指定難病の疑いを持たれ、さまざまな医師と関わる機会がありました。不安を抱える私に医師が丁寧に対話を重ねながら気持ちに寄り添い、診断へと導く姿に深く感銘を受けました。最終的に指定難病ではないと分かりましたが、科学的知識を駆使しながら患者である私に向き合ってくれた医師の姿に強く憧れ、自分もそのような存在になりたいと考えるようになりました。こうした経験を通して高校2年の冬に医学部を志す決意を固めました。周りより遅い選択ではありましたが、自分が感じた不安や、それを支えてくれた医師の姿を思い返すほど、医学を学びたいという気持ちが揺るぎないものになりました。通学時間:10分(自転車) 国際医療福祉大学は海外で働くための情報ネットワークが得やすく、実践的な知識やスキルを身につける機会も多い点に魅力を感じました。さらに、授業が英語で行われていることで、語学力を自然に向上させながら学問に取り組める点もこの大学で学ぶ大きな利点だと考えました。 将来の目標は海外で臨床経験を積むことです。日本とは異なるチーム医療のあり方を学び、多職種が協力する医療現場での柔軟な対応力を身につけたいと考えています。また、異なる文化や言語の環境で医療に携わることを通じて、文化・言語の壁を超えて患者やスタッフと向き合うコミュニケーション能力を鍛えることをめざしています。 |
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ベネデック アシュリー理人 北海道 立命館慶祥高等学校出身
人生の岐路に立つ時、ふと思いがけないインスピレーションが湧き、その感覚に従うと不思議とうまくいく経験をしてきました。母が医師として仕事と子育てに毎日奮闘する姿を見て、幼少の頃、漠然と医師に憧れを抱いていた記憶があります。人の役に立つ仕事がしたいと考えるようになり、進路は工学部と医学部で迷っていました。その時、友人が話していた国際医療福祉大学に不思議と心が引かれ、まさにインスピレーションに導かれるように受験したのですが、その選択は「大正解」だったと感じています。通学時間:40分(電車) 国際医療福祉大学では、国籍・言語・文化・育った環境など実に多様なバックグラウンドを持つ学生との交流は刺激的で、教室内はまるで小さな外国のようです。特色あるカリキュラムに加え、アクティブラーニングやUSMLE対策も充実しており、医師としての選択肢の幅を広げられる環境は自分にとって最良の学び場だと感じています。 医学の学びを深める中で、これからも新たなインスピレーションが湧き、自分が進むべき道や理想とする医師像が形作られていくでしょう。「人の役に立ちたい」という思いを現実のものにし、国境を越えて一線で活躍できる医師になりたいです。 |
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田代 悠華 兵庫県 須磨学園高等学校出身
幼少期はフィクションの世界に想いを馳せる文学少女で、作家のように言葉で人を救えるような仕事がしたいと小説家をめざしていました。中学生の頃、ドイツに移住しました。インターナショナルスクールに通い、約半年は周りや先生の言うことが半分程度しかわからないという辛い時間を過ごしました。そんな中、出会った友人が悩み、病いにかかった時にスクールカウンセラーや精神科医の助けにより症状が改善する様子を目にしました。この時、人の救い方にはたくさんの種類があることを知り、医学的なメンタルヘルスへのアプローチに興味を持ちました。精神科医療はまだまだ新しい分野であり研究はとても十分とは言えませんが、その未知の部分に人間の脳の可能性を感じました。小説家の夢からは大きく外れたように見える医師という職業ですが、私の中では「多くの人が生きやすい世界に、自分の声が聞いてもらえると感じられる世界作りに貢献したい」という気持ちで繋がっています。通学時間:15分(バス) 将来、精神科医療の進んだ欧米で医学を学びたいと思っています。入学後は留学生と関わる機会が多く、多様な価値観に触れることができて、まるで国外に出たような体験をすることができています。勉強は簡単ではありませんが同じ志を持った友と医学を勉強できることは何にも変えられない喜びに感じます。 将来は精神科医として特に子供に特化した精神科医療を普及させ、人と違ったり、辛さを感じやすかったりする子供達が世界を恨まずに大人になれる環境作りを手伝えるような仕事ができたら幸せです。 |
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鈴木 孝太郎 東京都 麻布高等学校出身
祖父は整形外科医として主に頸椎の手術を専門としていました。幼少期から医師としての姿を見て、祖父の話を聞く中で自然と将来の夢のひとつとして医師を考えるようになりました。通学時間:2時間(電車) 医学部を受験するにあたって、何か特別な経験のできる大学に入りたいと考えました。国際医療福祉大学の英語で医学を学び、国際的な交流ができることはとても魅力的でした。大学に入学して英語力が向上したこと、自分に合った学修方法が身についたことを実感しています。 将来は外科系の仕事に就くことが目標です。患者さんに最高の治療を提供するために、学生の今、しっかりと医学を学び身に付けたいと考えています。 |
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多田 奈央加 東京都 渋谷教育学園渋谷高等学校出身
父の仕事の関係で幼少期から海外生活や転校を繰り返し、さまざまな環境で多くの人と関わる機会に恵まれました。その経験の中で、発達障害や精神疾患を抱える人々への関心を持ち、特に困難を抱える子供の助けになりたいと強く思うようになりました。通学時間:7分(徒歩) 国際医療福祉大学に入学したいと思ったのは、国際性に富んでいる環境や医学を英語で学ぶというカリキュラムに興味を持ったからです。日本にとどまらず、世界でも活躍できる医師になるためには最適な大学だと感じています。自分と同じように将来海外で働きたいという思いを持っている仲間が多くいるのは非常に刺激的で、個性豊かな友人達と共に助け合って勉強に励んでお互いを高め合うことで充実した学生生活を送れています。 将来の目標は臨床と研究を通じて精神科医として多くの患者さんの救いになることです。これに加えUSMLEを取得し、アメリカでも経験を重ねたいという思いも強くあります。日本や海外で医師としての視野を広げ、多様な医療ニーズに応えられる能力を身につけたいと考えています。 |
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セーク ウィラボット(Sek Vireakbuth) カンボジア出身
子供の頃、頻繁に病気をする私を両親や看護師である叔母が世話をしてくれました。適切な処置を施し、献身的に寄り添う叔母の姿を見て、医療に対する強い憧れを抱くようになりました。この経験は私が医学を志す原点となりました。成長するにつれ、医学への興味はより一層深まりました。医学は人体の仕組みを理解し、病気の成り立ちを学び、その知識を人々の健康に役立てられる非常に意義深い学問です。人の命や健康を守るという行為は、最も大きな責任であると同時に大きな使命でもあります。この思いを胸に、患者さんから信頼され、医療界に貢献できる医師になりたいと思っています。通学時間:15分(バス) 国際医療福祉大学を志望した理由は、充実したカリキュラムや優れた教授陣に加え、国際性豊かな学修環境に強く魅力を感じたからです。多様な文化的背景をもつ学生が共に学ぶ場であるため、学問的な刺激だけでなく、国際的な視野を広げる貴重な機会が得られると考えました。入学してからは、温かく受け入れてくれる環境と、幅広い学びの機会に恵まれていることを心から実感しています。 将来は海外で得た経験や国際的な視点を活かして、母国の医療環境の向上に貢献したいという思いがあります。現在、母国では高度な医療を受けるためには海外へ行かなければならない人が少なくありません。その負担を軽減し、国内でも質の高い医療が受けられる環境づくりに寄与したいと考えています。地域社会に貢献し、将来の医療を担う世代のためにより良い医療体制を築くことが私の目標です。 |
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マン ナナ(Mann Nana) カンボジア出身
子どもの頃から医師になりたいと思っていました。高校時代に生物学や人の健康に関わる内容を学ぶことが好きだったことが医学を学びたいと思ったきっかけのひとつです。もうひとつのきっかけは、新型コロナウイルスのパンデミックです。当時、多くの人々が苦しみ、15歳だった私でも人々が助け合う姿、医療従事者が自分の時間や命の危険を顧みずに支え続ける姿に胸を打たれました。その勇気と優しさは想像を超え、いつか自分もその一員になりたいと思うようになりました。発展途上国であるカンボジアで育った私は、医療制度の課題や、特に地方に住む人々が十分な医療を受けることの難しさを目の当たりにしてきました。誰もが適切な医療を受ける権利があると私は信じています。通学時間:15分(バス) 国際医療福祉大学に入学して、医学の知識だけでなく、さまざまな文化や多様性に触れることができています。海外で医学を学ぶことは決して簡単ではありませんが、IUHWにいることで、私はいつも一人ではないと感じることができます。周りの方々に支えられ、励まされながら学べていることにとても感謝しています。 将来は学んだ知識や経験を母国に役立て、カンボジアの医療発展に少しでも貢献したいと考えています。医学は生涯を通じて学び続ける分野なので、これからも日々努力を重ね、少しずつ成長し、将来は誰かの力になれる医師をめざしたいです。 |
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ソナム ワンチェン(Sonam Wangchen) ブータン出身
医師の仕事はとても意義があり、自分自身だけでなく他の人の役にも立てると考え、医学部をめざしました。通学時間:10分(バス) 国際医療福祉大学に興味を持ったきっかけは医師国家試験の高い合格率と教育施設の充実です。また、大学の教育体制と先生方の指導力に強い信頼を感じました。入学して、実習のための施設がとても整っており、安心して学ぶことができています。 将来は責任感のある医師となり、母国の医療分野をリードできる存在になりたいと考えています。現在の母国にいる医師たちも、私たちが将来その役割を受け継ぐことを期待していると感じているからです。 |
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ナギユウ デービット クリスチャン(Naghiu David Cristian) カナダ出身
高校の生物学の授業で初めて、細胞の老化の仕組みを学習した際に、目から鱗が落ちたかのように、人間が歳をとる現象は細胞レベルで決定されていることを知りました。そして、老化の研究を進めれば加齢性疾患の治療ができるのではないかとも考えるようになり、そのような研究・治療開発をする医師になりたいと思い、医学部をめざしました。通学時間:30分(電車) 国際医療福祉大学に入学して、学年のみんなは優しく、外国人である私をすぐに受け入れてくださったことが最もよかったと思っていることです。また、先生や先輩も非常に優しく、勉強や部活を楽しんでいます。 将来は、臨床で働きながら老化医学を研究する医師になることが夢です。人は誰しもが老化するからです。日本だけではなく、海外連携研究にも参加することで、幅広い視点から、最終的にがんや認知症などのような加齢性疾患の治療ができればと思っています。 |
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