成田キャンパス

学長のごあいさつ

学長のごあいさつ

学長 大友 邦
学長 大友 邦

本学は、1995年に栃木県大田原市に日本初の医療福祉の総合大学として開学しました。現在は大田原市のほか、千葉県成田市、神奈川県小田原市、福岡県福岡市と大川市の5キャンパス9学部22学科に、大学院を含めますと約7,800人の学生が学んでおります。これまでに約21,000人を超える卒業生を全国の医療福祉の現場に輩出し、高いご評価をいただいております。2017年は10数年前から検討してまいりました医学部が開設の運びとなり、本学にとって第2のスタートの年になります。さらに2018年には、東京都港区に東京赤坂キャンパスの新設を予定しております。東京赤坂キャンパスでは新しい学部を設置するとともに、大学院の東京青山キャンパスを移転・拡充し、生涯教育や地域交流の拠点をめざします。


成田キャンパスでは、国籍を超えた「チーム医療・チームケア」を実践できるとともに、国際医療協力にも貢献できるグローバルな人材育成をめざしております。特長のひとつとして、国際的に通用するコミュニケーション能力を磨くためのカリキュラムに重点を置き、海外の提携医療機関で各国の医療事情の実態を学ぶ科目を全学生必修にいたしました。また、英・独・仏・西・中・韓・タイ・ベトナム・ビルマ語など9ヵ国語の授業が選択できるほか、全編英語のオリジナルテキストを使用し、5キャンパス間の教育の共通化を図っております。教員には、長年JICAで国際協力に尽力してきた人材など、海外経験が豊富で優れた国際感覚を持った人材を数多く迎えました。


現在、医療福祉の現場では「チーム医療・チームケア」が不可欠です。本学は医療福祉の総合大学である利点を生かし、「関連職種連携教育:IPE(Interprofessional Education)」を推進してまいりました。学生たちが学部・学科を横断したチームを編成して臨床実習まで臨むのが大きな特長です。在学中に「チーム医療・チームケア」を体験できる本学独自のカリキュラムで、1年次から4年次まで体系化されたカリキュラムを通じて、「チーム医療・チームケア」の考え方やスキルを修得し、国際的な現場で求められるコミュニケーション能力を身につけます。これは4つの附属病院をはじめ充実した関連施設を多数持ち、5学科がひとつのキャンパスで学ぶ医療福祉の総合大学だからこそ可能なカリキュラムでしょう。また医学部の新設に伴い、今後はチームに医師の視点が加わることでより臨床に即した教育が可能になります。


本学の建学の精神である「障害を持つ人も健常な人も互いを認め合って暮らせる『共に生きる社会』の実現」は、生涯を通じて人権擁護に尽力された初代学長・大谷藤郎先生によって提唱され、これまで一貫して継承されてきたものです。この建学の精神のもと、キャンパス内に複数の医療福祉施設を併設し、学生が日常生活の中で高齢者や障害を持つ方々と触れ合うことによって、自然に慈恵の心が培われる教育環境を整えてまいりました。


また、高度な知識と技術を備え、人間性豊かな医療人を育成するため、教育スタッフに各分野の第一人者を招へいし、先進の教育ツールを駆使した先駆的なカリキュラムで教育を行っております。早期から現場を体験することも重視しており、本学が有する附属病院と臨床医学研究センターという位置づけの多くの関連施設を活用して、1年次の早い段階から臨床実習を行っております。2020年には千葉県成田市に附属病院となる「国際医療福祉大学成田病院」を新設し、実習環境はさらに充実します。


近い将来、成田キャンパスで学ぶことを希望されている皆様が、本学の充実した教育スタッフと教育環境を十分に活用され、勉学のみならずスポーツやボランティア活動をとおして人格形成に精進し、医療福祉のリーダーとして国内外で幅広く活躍されることを期待しております。