成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

学生インタビュー(2022年度入学生)

岡田 裕一郎 埼玉県 城北埼玉高等学校出身
通学時間:約20分(自転車)
以前より人の役に立つ仕事をしたいという気持ちがありました。高校生の時の進路選択で「医師ほど患者一人ひとりに対して医学部で学んだ知識をフル活用しながら人の命を直接助けられる職業はない」と感じました。生涯にわたりこの仕事に従事したいと思い医学部を目指しました。
私が本学を目指した理由は、圧倒的なカリキュラムにあります。1年生の5月の段階で医学に触れ始め、3年生には座学が終わり、4年生からさまざまな病院での研修が始まります。授業も英語で行われるため、将来的に海外で活躍する選択肢も視野に入れて勉強できる点で魅力を感じ、入学したいと考えました。
将来に関して、自分自身が患者さんに触れあう臨床に進みたいのか、何か特定のことを研究したいのかははっきりとしていません。しかし、患者さんのことを第一に考え、常に最新の医学を学び続ける姿勢を忘れないような医師でありたいです。

小久保 怜奈 千葉県 市川高等学校出身
通学時間:約50分(電車)
私は人の命を救うことが出来る医師という職業に魅力を感じています。患者さん、ご家族に寄り添い、勇気や希望を与えることができるのも医師の仕事の魅力だと思います。
本学を志望したのは、特色あるカリキュラム、学修環境、特に医学を英語で学べる環境に魅力を感じたからです。医療プロフェッショナリズムでは、医師として必要な知識だけではなく、医師として大切なことを深く考えさせられ、学んでいるように思います。全体的に温かく、連帯感があり、協力し合って学ぶこの大学の雰囲気がとても好きです。留学生も多く、色々な面で刺激を受けています。授業以外でも英語でコミュニケーションを取る機会等が多く、新鮮に感じます。
私は患者さん、ご家族、地域の人々に寄り添い、社会のために尽力できる医師になりたいと考えています。生涯学び続け、どのような環境でもチームで協力して、患者さんに貢献できる医師を目指したいです。

鈴木 慧子 米国 慶應義塾ニューヨーク学院出身
通学時間:約10分(自転車)
幼い頃から人の役に立つことができる職業に興味があり、大学進学までは矯正歯科医を目指すことを考えていました。実際には文系に進学し、卒業後は会社員として働きました。社会人を経験して、やはり人の人生に直接貢献できるような仕事に就きたいという思いが強くなり、医学部受験を決意しました。
海外で働くことを視野に入れているので、英語で医学が学べること、USMLEの受験対策が行われていることは魅力的でした。アクティブラーニングが行われている授業では色々なバックグランドをもった同期や留学生とディスカッションが出来、自分と異なる価値観に触れる機会があります。多種多様な文化や考え方を尊重し、多角的な視点を養うことができるのは本学ならではと思います。将来は病や障害に苦しむ人々の視点に立ち、患者さんの可能性を広げられるような医師を目指しています。

竹山 英里奈 米国バージニア州 McLean High School出身
通学時間:約30分(電車)
アメリカの高校で受けていたHuman Anatomy and Physiology という授業で人体の仕組みに興味を持ち、深く学びたいと思いました。また、さまざまな分野の医師の講演を聞く機会があり、身体面だけでなく精神面など多角的に患者さんをサポートする姿に触れ、私もそのような医師になりたいと思うようになりました。
本学に入学したいと思った理由は、英語で医学を学ぶことができ、海外実習の機会があることや、USMLE受験も想定したカリキュラムに魅力を感じたからです。先生方との距離が近く親身に指導してくださるので、充実した大学生活を送ることができています。
将来の目標は、多様なバックグラウンドをもつ患者さんに対して、一人ひとりの意思を尊重した医療を行える医師になることです。この大学で身につける力を生かし、世界中の医師との交流を通して自分を磨いていくとともに、医療の発展に貢献したいです。

野口 荒野 オーストラリア 南オーストラリア州立Glenunga International High School出身
通学時間:約7分(徒歩)
2015年のネパール大地震と父の死が私の目指すところを決めてくれたような気がしています。ふたつの事から将来を展望するきっかけになったのは、ニューヨーク国連本部とユニセフ本部で、被災地で働く医師の力強い声を聴けたことです。
英語による医学教育と、医療現場に不可欠なチームケアを徹底して学べること、米国国家医師国家試験を取得するためのカリキュラムが充実していることに魅力を感じました。入学してから日々の授業もとても刺激的で活発な仲間に恵まれ、この大学で学べることをとても幸せに思っています。
医師や医療品不足によって多くの命が失われる世界で、医師として働きたいです。救急医療の改革についての考えを知り、さらに知識や技術や人間力を磨かなければと感じました。人種や国境を越え、災害や困難に苦しむ人々の中に飛び込んでいきたいです。

キラトーン タクサフォン(Kilathong Thaksaphone)ラオス出身
通学時間:約15分(バス)
子供の頃、私は病院に行く度に医師や看護師が一生懸命働く姿を見ていました。医師が患者さんと話をする時に誠実に目を見たり、うなずいて冷静に説明をしているのを見て「お医者さんってかっこいいな」と思ったのが、医師を目指す夢のきっかけになりました。
私の国では不確かな診断、医療機器の不足など医療の問題が多く残っています。私は将来、それらの問題を解決したいと思います。本学を志望したのは、カリキュラムと設備の両方を備えた近代的な大学で、自分を成長させてくれる場だと思ったからです。
本学では学びの他に、国家や地域間の医療格差を無くしていく国際的な活動ができます。将来私は学んだことを生かし、ラオスと日本の架け橋になりたいと思っています。母国の医療を発展させ、それを継承していくことを目標にしています。

グエン ホアン ソン トゥ(Nguyen Hoang Song Thu) ベトナム出身
通学時間:約20分(自転車)
幼い頃のある日、母が沢山の薬を飲んで苦しんでいるのを見て胸が痛くなりました。その瞬間、人々が苦痛に苦しむのではなく、幸せになるのを見ることが私の望んでいることだと気づきました。ベトナムでは多くのプレッシャーに耐え、勉強に費やさなくてはならないため、女性は医師になるのに相応しくない、という意識が根強いです。しかし性別を問わず人々を助けることができるなら、医学を学ぶために青春の全てを費やす価値があると思います。
本学の留学生になることは、自分の知識と精神を成長させることができる魅力的な機会になりました。また、本学の医学部生は個性が際立っていて、彼らと関係を作ることも魅力的です。私の夢は患者さんの状態を的確に把握し、最適な医療を提供できるようにすることです。一生懸命勉強して夢を叶えたいと思います。

シュム・チャンビエリー(Chhoem Chanveary) カンボジア出身
通学時間:約15分(バス)
私は高校生の時から母国カンボジアで多くの人が様々な病気に罹っている現実を見て、医学部に進学しようと決めました。今もカンボジアでは医師不足の問題があります。私は周りにいる全ての人を病気から助け、幸せに暮らせるように支援したいと考えています。
本学は国際的な大学で、日本の医学部で学べるように外国人留学生にも奨学金が与えられています。私が本学に入学を決めた理由は、私自身が海外で働きたいという希望があること、授業での最新の技術が備わっていることです。海外には様々な病気に対処する治療法があり、それらを学びたいと考えています。私が本学に入学して本当にうれしかったのは、母国以外の国で最新の医学教育を受けられる良い機会を与えられたからです。
将来私はカンボジアに帰り、日本で学んだことを生かして母国の健康や医療技術の発展に尽くしたいです。私の人生最大のゴールは、全ての患者さんが費用の心配をせず、必要な治療を受けられるようにすることです。

ス ス ソウ サン(Su Su Soe San)ミャンマー出身
通学時間:約15分(バス)
ある日、弟が病気だと診断されたことがきっかけで医師を目指すようになりました。医師から病気について説明を聞きながら、「愛する人や周りにいるすべての人々に必要な医療を提供できる人になりたい」ということに気付きました。
本学に入学したいと思ったのは、世界で活躍できる医師になるために役立つ教育、訓練、実習を提供してくれると信じたからです。実際、医師の技術力だけでなく、医療者、患者との信頼関係構築やコミュニケーションなど、ソフトスキルの育成も優れていると感じています。
また、日本の医療制度について理解を深め、恵まれた少数の人々しか質の高い医療を受けられなくない母国に優れた医療を実現することに貢献したいです。

ナランバヤル アマルサナー(Naranbayar Amarsanaa)モンゴル出身
通学時間:約20分(自転車)
ある医療系のテレビ番組を見たことがきっかけで医師になりたいと思いました。医師が患者の心情に寄り添いながら、的確な情報を引き出して状況を把握し、診断を行う姿に憧れました。また、モンゴルで医師として活躍していた祖父の影響も大きかったです。祖父はモンゴルで医師をしていました。祖父が心臓の手術をしていたところ、停電が発生し手探りで手術を続行したそうです。冷静で的確な治療を施した祖父に憧れを抱きました。
本学では母国でも活躍できるよう国際的な教育プログラムが組み込まれていて、入学したいと思いました。また様々な国の学生たちと一緒に暮らし、勉強できる環境がとても魅力的です。
大学卒業後は、日本で初期研修を行い、モンゴルで経験を積みたいと思います。モンゴルの次世代の医療人材の育成、医療の発展に貢献するのが私の夢です。日本の最先端医療を母国に導入し、医療水準を国際基準に近づけたいです。

レ グエン コイ(Le Nguyen Khoi)ベトナム出身
通学時間:約15分(バス)
私が10歳の時、祖父が脳梗塞で倒れました。幸いにも医師である叔父が迅速に助けてくれました。自分にとって大切な人を失う恐怖と、その人が助かったときの安堵感を今でも覚えています。この出来事で私は将来医者になりたいと思うようになりました。そうして私の旅は始まったのです。今、私はその夢に向かって進んでいます。
講義室、最先端技術の詰まったシミュレーションルーム、経験豊富な先生方など、充実した教育環境には驚かされるばかりです。本学は私の旅を支え、指導してくれる場所であると信じています。また医学の知識だけでなく、他の国の文化も学べるようになり、視野が広がりました。
私の夢は叔父のような医師になり、若い世代に勇気を与え、尊敬される人になることです。たくさんの命を救えるような立派な医師になりたいです。