成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

学生インタビュー(2021年度入学生)

横江 杏音 2001年生まれ 大阪府 四天王寺高等学校出身
通学時間:約10分(徒歩)
中学生の頃に医療格差の現実を目の当たりにして、場所を問わず高度な医療を提供できるような医師になり人々の生活を支えたいという思いから医学部を明確に目指すようになりました。
1年生の頃からearly exposureなどで実際に現場を見学できるカリキュラムや、よりよいチーム医療を行う医師になるための教育体制、4年生から始まる臨床実習、そして6年生が参加できる海外臨床実習があるカリキュラムに惹かれ、国際医療福祉大学を志望しました。将来は、救急医として、大学で学んだ医術と外国語を活用して、精神や肉体を病んだ人々を国や地域を問わず救えるような医師になりたいと考えます。言葉の壁を超えることができれば、日本人だけでなく世界の人を救えるので活動地域が限定されることがないからです。また、国や地域の医療格差をなくしていく活動もしていきたいと思っています。

元井 崇太郎 1985生まれ 富山県 高岡高等学校出身
通学時間:約2時間(電車)
企業で創薬研究に携わり、その中で数々の素晴らしい医師と出会いました。先生方が真に患者さんのことを第一に考えている様子を見るうちに、自分自身も医師となって、患者さんのために貢献したいという思いが沸き起こり、受験を決意しました。
本学に入学してから感じることは、あらゆるシステムが効率的かつ合理的に整備されており、学生の学修環境を大切に考えているということです。学生の声がしっかりと大学に届いていることを日々実感しています。
将来は、患者さん一人一人が持っている様々なバックグラウンドを理解し、寄り添うことができる、心豊かな医師になりたいと思います。そのためには、多種多様な人材が集う本学での学びを通して多様性に対する理解を深め、成長していきたいと思っています。

山口 穂 2002生まれ 東京都 西高等学校出身
通学時間:約20分(自転車)
明確な目標をもって医師を志すようになったのは高校一年生の夏に参加した病院体験がきっかけです。プログラムの一環で患者さんの家を訪問した際、医療者との交流の中で患者さんが見せた笑顔を見て、心を動かされ、このような笑顔を患者さんに届けられる医師になりたいと考えるようになりました。同時に、患者さんの生活に寄り添った地域医療の在り方に魅力を感じ、地域医療に携わる医師になろうと決意し、医学部進学を決めました。
将来は総合診療科に進んで地域医療のさらなる発展に貢献したいと考えています。地域医療にはたくさんの魅力があるものの、特に地方部では外国人医療との両立という大きな問題が存在していると感じています。地域医療の魅力や、良いところは引き継ぎながらも、英語で医療を学んだ自身の経験を生かし、誰もが安心して利用できる医療体制の構築に携わるのが私の目標です。

松岡 沙耶 2002年生まれ 東京都 白鴎高等学校出身
通学時間:約1時間(電車)
幼いころに叔父を病気で亡くした経験から医療従事者に対して漠然とした憧れを持っていました。高校生となり進路を決める時、相手がどんな仕事をしていても、どんな立場にいても、その生活の基盤となる健康を守ることができる医師になりたいと思い、医学部を目指しました。
大学のカリキュラムで最も好きな点はアクティブラーニングの多さです。ディスカッションやteam based learning の中でアウトプットの機会が増え、学びが定着するとともに、新たな発想に刺激を受けることができます。また"Sharing is caring"というモットーのもと、お互いが協力しあって日々のテストや実習を乗り越えようとする雰囲気があります。
関連職種連携教育や他の学部の学生との交流を通して他職種に対しての理解を深めたり、部活動やボランティア活動などに積極的に参加し、広く物事に対して興味を持ち、自身を磨いていきたいです。

星 昂太郎 2001年生まれ 神奈川県 桐蔭学園高等学校出身
通学時間:約20分(自転車)
私が小学校6年生の時、祖父は胆管癌と診断され1か月で亡くなりました。その時に出合った訪問医は患者である祖父だけでなく、私たち家族にも丁寧に接して下さいました。そして医師の人柄と能力で、祖父と私達家族の最期の時間を穏やかに過ごす事ができました。その姿に憧れ、医療に興味を持ち、医師になることを目指しました。
現代社会のグローバル化に対応し、より高度な情報を共有するために英語は必須と考えています。日本に居ながらも英語で勉強のできる医学部はないかと探している中、「グローバルに活躍できる医療人を育成している」正にこれだと感じ国際医療福祉大学に入学しました。
夢は外科医になることです。私の医療への原動力は祖父の死から始まります。そして、現代の医療では末期癌の治療は難しいと思いますが、将来は全ての癌を治療可能な病にするという気持ちを持ち、高い技術と知識のある医師になりたいです。

飯泉 玲奈 2003年生まれ 米国 カルフォルニア州 Canyon Crest Academy出身
通学時間:約2分(徒歩)
父が医師であることの影響もあり、幼いころから医師になるのが夢でした。高校生になって生物学を受講した時に人間の神秘的な仕組みに魅力を感じ、大学で医学を専門的に学びたいと真剣に考えるようになりました。また、好きなことを生涯にわたって学び続けながら、患者さんの助けになれるという、これだけ最高な職業はないと思い、医学部を目指しました。
国際医療福祉大学を志望した理由は、日本の医学部でありながらUSMLEの受験に最適な学修環境が整っていることに加え、1年目から基礎医学の授業があり、4年生から様々な病院で臨床実習の経験を積むことができるからです。先生方はいつも手厚く指導してくださり、毎日の授業がとても楽しいです。
医学も人生と同様、不確実性に満ちています。だからこそ、日々の生活に感謝しながら、それぞれの悩みを抱える患者さんを中心としたpatient careを提供できる医師になれるよう、日々努力していきたいです。

廣谷 らいら 1994生まれ 台湾 International Bilingual High School at Hsinchu-Science-Park出身
通学時間:約120分(電車)
母をはじめ親戚に医療従事者が多く、医学は私にとって身近なものでした。小学1年生より海外に暮らし、現地の高校卒業後、法律やリベラルアーツを通して教養を学ぶにつれ、人の日々の営みの基盤である健康に携わる医師になりたいという思いが年々強まりました。母国の医療に貢献したいという思いもあり、国際医療福祉大学を志望しました。
入学してよかったと感じていることは、ひとえにこの大学の先生方や学生との出会いです。また、共に学ぶ友人たちからも日々多くの刺激を受けています。日本中の医学部を探しても、これほどまで同級生が放課後集まって、互いに教え合いながら勉強している環境はないと思います。新設校でありながらも、この大学にはすでに学生同士の連帯感という文化が出来上がってきています。
いずれは国境を超えて各国の医師と連携し、日本の医療の発展に貢献することが私の目標です。

アリウンボルド ノミントール(Ariunbold Nomin-Tuul)2001生まれ モンゴル出身
通学時間:約15分(バス)
私が幼い頃、兄は脳の病気を患いましたが、素晴らしいお医者さんのおかげで完全に回復しました。そして、多くの人は病気にならない限り、どんな困難なことでも乗り越え、十分なお金や食べ物がなくても頑張れば生活を向上させることができますが、健康を害した人にとっては、必要なものがすべて揃っていても、充実した人生は送れないということに気づき、医学部を目指しました。
日本に留学するのは夢でもあり、国際医療福祉大学では英語と日本語で最先端の授業を受けられるということで、私にとって最高の機会だと思って入学しました。親切な先生方に日本語を教えてもらいながら、面白くて刺激的な授業を受けることで毎日を精力的に送っています。将来はモンゴルに戻り、日本で勉強したことを母国の医療に還元し、医療システムの発展に寄与したいと思っています。

チュオン バオ ゴック(TRUONG BAO NGOC)2001生まれ ベトナム出身
通学時間:約30分(自転車)
子どもの頃、ある番組を見たのがきっかけで医師になる夢を抱き始めました。番組では先天性心疾患を患う子供が無料で手術をうけ、その手術が成功した時、子供たちと家族が泣きながら喜んだということに私も感動させられました。その時、他人の喜びが自分の喜びになることにも気づきました。そして、医療は人々の生活を支える、素晴らしいことだということがわかりました。その時から、医師になりたいと思い、今、頑張っています。国際医療福祉大学は国際的な環境で多国籍の友達と勉強ができると聞き、挑戦しようと思いました。入学して、医学の専門を勉強しながら、自分の視野も広げています。また、留学したことで自分がどんどん成長してきていると感じます。将来は、患者さんにより良い医療を提供できるように医学に心から貢献したいと思っています。

ハナ リー アイ ウェイ(Hana Lee Ai Wei)2002生まれ マレーシア出身
通学時間:約20分(自転車)
医者になることは物心がついた頃からの夢であり、また人の身体とそれに関わる科学にも興味がありました。そして、私にとって医師を志した大きなきっかけは医師である父の存在です。父を通して、私は医師としての義務や患者さんに対しての心構えを学びました。そして、患者さんの役に立つことで自分自身も成長し続けられる医師になりたいと思い、この医学部を目指しました。国際医療福祉大学を志望した理由は、国際性豊かで国の内外で活躍できる、臨床の現場に強い実践力のある医師を育てる、という環境の中で教育を受けたかったことと、英語と日本語で医学を学べることです。
いつか父のように患者さんに寄り添える医師になるのが目標です。そして夢は、国際的に活躍できる医師として4カ国語を使って、色々な国から来た患者さんを診療することです。

マイケル(Michael) 2001年生まれ インドネシア出身
通学時間:約20分(バス)
幼い頃から、漠然と「社会の役に立つ仕事がしたい」と思っていました。父が病気がちで病院に入退院していたのが契機になり、医療に関わる仕事がしたいと思うようになりました。
IUHWは日本人ばかりでなく、様々な国から留学生が集まっています。そのため、留学生活を通し、視野や価値観などが広がってきたような気がしています。授業中にふと、なぜ難病は未だに存在しているのだろうか、と言う疑問が浮かびました。特に治療不可能な癌があることを疑問に思っています。癌治療の発見に貢献すること、これが私の目標です。ここで優秀な医師、そして研究者になる日まで一生懸命医学を学び続ければ、きっと癌との闘いに勝つ日がくるに違いないと思っています。そして将来、母国における医療の向上に寄与できればと思います。

ボゥン ソワン ラタナ(Boung Sovan Ratana)2002年生まれ カンボジア
通学時間:約15分(自転車)
I enjoy learning about how diseases and the human body work - all the processes that work in harmony and make us us. To me, the body is a beautiful physiological process too perfect to be coincidental, and I love seeing how it all comes together. I believe in medicine, and in using something that I enjoy studying to help people.
The diversity and multiculturalism truly make for an enriching learning and living experience here. Further, being in a foreign environment has constantly been lessons in independence and interpersonal skills, and in courage and resilience. We were also able to have a lot of hands-on practice simulating patient interviews and measuring vital signs, which I thoroughly appreciate.
In addition to providing medical treatment, my goal is to offer counsel on; and promote the healthy, open, discussion of; sexual and reproductive health, especially for women in rural Cambodia, whose knowledge of safe sex, menstruation, and contraception are still very limited. I want to do my part in encouraging young girls and women to go after their dreams, especially in conservative Cambodia, where many girls are discouraged from pursuing higher education and careers.