成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

メッセージ

理事長のごあいさつ

理事長 高木 邦格
学校法人 国際医療福祉大学 理事長 高木 邦格

国内外で活躍する医師を育む革新的医学教育
 国際医療福祉大学は、医療福祉専門職の養成と地位向上をめざし、1995年に栃木県大田原市に開学した医療福祉の総合大学です。現在、全国5キャンパス10学部26学科で、大学院生を含め約1万人の学生が学んでいます。開学から28年で約3万2千人の卒業生を送り出してきました。
 医療福祉の総合大学として日本初の設置となった医学部は、2017年の開設以来、革新的な医学教育を実践してまいりました。1学年140人中20人が留学生という日本の医学部では類を見ない国際色豊かな環境のなか、1~2年次の多くの授業を英語で行うほか、6年次には世界各国の医科大学の附属病院や医療機関での海外臨床実習を必修としています。また、本学の6つの附属病院や多数の医療福祉関連施設において、世界水準を超える臨床実習を実施しています。
 先駆的なカリキュラムによる医学教育のもとで日々学修に励む学生のなかでも、アジア各国の政府や大学から推薦された奨学留学生の学費、教材費、生活費はすべて本学が負担しています。留学生は日本の医師国家資格を取得後、母国の医療福祉分野のリーダーとして、アジア全体の医療水準向上に貢献することが期待されています。
 また、成田キャンパス近隣に2020年3月に開院した国際医療福祉大学成田病院は、医学部の本院としても機能しており、臨床実習において学生をサポートしています。海外の大学や医療機関と提携している「国際遠隔診断センター」や、日本最大級の人間ドックセンター「予防医学センター」のほか、トモセラピーを設置している「がん放射線治療センター」「遺伝子診断センター」「国際臨床感染症センター」などを開設し、アジアを代表する国際的な拠点病院をめざし、国内外の患者様に先進医療を提供しています。研究部門においても、「ゲノム医学研究所」「未来研究支援センター」など特長あるセンターを開設し、研究機能の充実化を図っています。
 2023年3月には、医学部初の卒業生となる一期生が巣立っていきました。彼らの医師国家試験合格率は全国トップレベルを誇り、留学生は受験した全員が合格を果たしました。本学医学部から、日本の内外で活躍する医師が多数輩出されていくことを願っております。

学長のごあいさつ

学長 鈴木 康裕
国際医療福祉大学 学長 鈴木 康裕 慶應義塾高等学校、慶應義塾大学医学部(1984年卒)。医学博士。米国ハーバード大学大学院公衆衛生研究科で2つの修士号(Master of Public Health, Master of Science)を取得。WHO(世界保健機関)局長(ナンバー2)、厚生労働省医務技監を歴任。2021年1月より国際医療福祉大学大学院教授を務め、同年3月より副学長に就任。2022年4月より現職。同年12月、WHO執行理事に就任。

多様な価値観を柔軟に受け入れグローバルに活躍するために
 国際医療福祉大学医学部は、総合的診療能力と真の国際性を兼ね備えた医師を養成することをめざし、2017年4月に成田キャンパスに開設されました。国内では類例のない革新的な医学教育を行うため、学生主導のアクティブラーニングや英語での医学教育など従来の枠にとどまることのない極めて先駆的なカリキュラムを整えています。
 また、最先端の医療機器がそろう6つの附属病院と臨床医学研究センターにおいて、実績豊富な専門医のもと、国際基準を上回る期間の臨床実習を行えるという点も大きな特長の1つです。さらに、学生が学科混成チームを編成し、「チーム医療・チームケア」を体験できるのは、本学が多くの専門職を養成する医療福祉の総合大学であるからこその利点です。
 本学には、臨床医として国内外で活躍する将来や基礎医学研究を突き詰める道をはじめ、あらゆる未来につながる学修環境が整っています。ぜひこの充実した環境で学びを深めて欲しいと思います。
 2023年3月には、1期生が卒業を迎えました。医師国家試験の合格率も全国上位という素晴らしい成績を残した彼らが、グローバル社会でさまざまな価値観を柔軟に受け入れ、国内外問わず医療に貢献することを心から願っています。