成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

メッセージ

理事長のごあいさつ

理事長 高木 邦格
学校法人 国際医療福祉大学 理事長 高木 邦格

グローバルに活躍する医師として、NARITAから世界へ。
 国際医療福祉大学は医療福祉専門職の養成と地位向上をめざし、1995年に栃木県大田原市に開学しました。現在、全国5キャンパスに10学部25学科をそろえ、大学院を含め約1万人の学生が学んでいます。開学から27年の歩みのなかで、専門性の高い教育のもと約3万人の卒業生を輩出し、国内外で高い評価をいただいております。
 成田キャンパスに2017年に開設した医学部は、今年6年目を迎え、1期生が6年生となりました。開設以来、医学部では革新的な医学教育を推し進めてまいりました。6つの附属病院のほか、お産で有名な山王病院をはじめ「臨床医学研究センター」として位置づけられている本学グループの多数の医療福祉関連施設において、世界水準を上回る90週(海外臨床研修を含む)の臨床実習を実施しています。
 4年次以降は、国際医療福祉大学成田病院や国際医療福祉大学病院を中心に、グループ病院で臨床実習を実施するほか、6年次には世界各国の医科大学の附属病院や医療機関での海外臨床実習を必修としています。海外での教育や臨床経験が豊富な教員が多数在籍している「医学教育統括センター」には、外国人教員を含む専任教員を配置し、カリキュラムの編成や評価などの権限を集中させるなど、国際性を重視した医学教育を実践しております。また、大学院との一体教育にも力を注いでいます。
 成田キャンパスのこうした学修環境に国内外の俊英が集結し、学生7人に1人が留学生という国際色豊かな環境で学修に励んでいます。留学生には、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、カンボジア、インドネシア、ラオスをはじめとする各国政府や大学から推薦された各国トップの成績優秀者たちが含まれています。特に本学が学費、教材費、生活費のすべてを負担する奨学留学生は、将来母国の医療福祉分野を担うリーダーとして活躍することが期待されています。本学は、こうした留学生の受け入れや医療協力を通じて、アジア全体の医療水準向上のために尽力しています。
 医学部の本院として近隣に立地する国際医療福祉大学成田病院は、アジアを代表する国際的な拠点病院をめざして、2020年3月に開院しました。海外の大学や医療機関と提携している「国際遠隔診断センター」や、日本最大級の人間ドックセンター「予防医学センター」のほか、トモセラピーを設置している「がん放射線治療センター」「遺伝子診断センター」「国際臨床感染症センター」などを開設し、地域医療はもちろん、海外からの患者様にも世界水準の先進医療を提供しております。また、研究部門においても、「ゲノム医学研究所」「感染症国際研究センター」「未来研究支援センター」など特長あるセンターを開設し、研究機能の充実化を図っております。
 新型コロナウイルス感染症に対しても、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に医学部の感染症学や公衆衛生学の医師をはじめとするスタッフを派遣したことを手始めに、総力を挙げて立ち向かってきました。2022年3月末時点の本学グループのワクチン累計接種回数は約20万回、10万人以上に実施し、グループ内の病院におけるコロナ病床数は最大252床を運営いたしました。
 本年度の入学式も新入生を対象にPCR検査を行い、陰性を確認した皆さんに参加してもらうなど、感染症対策に万全を期しています。また本学では、臨床実習前の学生全員を対象に、学生の自己負担なしでPCR検査を実施しています。
 今後も引き続き、地域の皆様と連携しながら教育・医療・福祉分野で貢献することで世界最高水準の国際医療拠点を構築し、成田市や千葉県の皆様から国際医療福祉大学があって本当に良かったと言っていただけるよう努力してまいります。革新的な医学教育を実践する医学部から、世界に羽ばたく医師が多数輩出されていくことを願ってやみません。

学長のごあいさつ

学長 鈴木 康裕
国際医療福祉大学 学長 鈴木 康裕 慶應義塾高等学校、慶應義塾大学医学部(1984年卒)。医学博士。米国ハーバード大学大学院公衆衛生研究科で2つの修士号(Master of Public Health, Master of Science)を取得。WHO(世界保健機関)局長(ナンバー2)、厚生労働省医務技監を歴任。2021年1月より国際医療福祉大学大学院教授を務め、同年3月より副学長に就任。2022年4月より現職。

国内外の医療現場で活躍できる医師をめざして。
 2017年に開設された国際医療福祉大学医学部は、多職種が連携する「チーム医療・チームケア」に貢献できる、総合的診療能力と国際性を兼ね備えた医師の養成をめざしております。「少人数制教育」「統合型カリキュラム」「アクティブラーニング」など極めて先進的な教育を大きな特長としております。本学の医学教育統括センターでは、世界水準を上回る医学教育を実践するため、国内の医学部では例を見ない、外国人を含む約30人の専任教員を擁し、学生1人ひとりの授業の理解度や実習の達成度などをきめ細かく把握し、適切な指導を行っています。また、グローバル社会で不可欠な本物の英語力を養うため、1~2年次の多くの授業を英語で行うほか、日本人学生と留学生が共同作業を行うグループ学修を実施するなど、さまざまな価値観を柔軟に受け入れ、国際感覚を養う機会を創出しています。
 他大学出身者の教授が多数を占める医学部ですが、多くの教授が本学の学生は真面目で臨床能力が高いと評価しています。また、臨床実習先の医師からは、医学部の学生たちのコミュニケーション能力の高さや豊富な医学的知識について高い評価をいただいております。世界水準を上回る90週の診療参加型臨床実習を修了した学生たちの、卒業時の臨床レベルの高さにも期待が集まっています。
 2022年は1期生が6年生となり、全員を対象とした海外臨床研修も予定されています。医療器具や設備等が万全ではない、日本とは異なる臨床現場でも、医療に貢献する真の医療人であることを意識して、その経験を将来に役立ててほしいと思います。
 私は、他にはない充実した学修環境を整え、真の国際性を持つ医療福祉の専門職を育成してきた本学の医学教育の素晴らしさや入学試験の公正性に感銘を覚え、2021年に本学に入職し、本年度より学長に就任いたしました。6つの附属病院と臨床医学研究センターにおいて、臨床実習を体験できる本学の学修環境は、私が医学部生時代には経験し得なかった極めて恵まれた環境です。また、学生が学科混成チームを編成し、現場の医師や専門職の指導のもと「チーム医療・チームケア」を体験できるのは、本学が多くの専門職を養成する医療福祉の総合大学であるからこそです。
 私は医学部生時代に南米で先住民の医療に当たる活動に参加したことがきっかけで公衆衛生を志し、のちにWHO(世界保健機関)で働くこととなりましたが、医学部での学びはその後の人生に大きな影響を与えました。本学には、臨床医として活躍する将来や基礎医学研究を突き詰める道をはじめ、あらゆる未来につながる学修環境が整っています。本学で学ぶ皆様は、この充実した環境で学びを深め、これからの人生に生かしてほしいと思います。
 来春、2023年3月にはいよいよ医学部1期生が卒業します。本学を巣立った学生の皆様が、地域社会はもちろん、国際舞台でも活躍することを心から願っています。