成田キャンパス
医学科

医学科

FACULTY OF MEDICINE

医学部 医学科

メッセージ

理事長のごあいさつ

理事長 高木 邦格
学校法人 国際医療福祉大学 理事長 高木 邦格

リーダーシップを発揮して
国内外で活躍する医師に

国際医療福祉大学は、医療福祉専門職の養成と地位向上をめざし、1995年に栃木県大田原市に開学した医療福祉の総合大学です。現在、全国5キャンパス11学部27学科において、大学院生を含め約1 万人の学生が学んでおり、約3万5千人の卒業生を送り出してきました。2025年には開学30周年の節目を迎えます。これまで積み上げてきた知見と実績を礎に、さらなる飛躍へと向かって歩みを進めてまいります。

首都圏で43年ぶりの新設となった医学部は、2017年の開設以来、先駆的なカリキュラムによる革新的な医学教育を実践してまいりました。1学年140人中20人が留学生という日本の医学部では類を見ない国際色豊かな環境のなか、1~2年次はほぼすべての授業を英語で行うほか、5~6年次には海外学術交流協定を結んでいる海外の医療機関で海外臨床実習を必修としており、グローバルに活躍する医師を育成しています。

アジア各国の政府や大学から推薦された奨学留学生の学費、教材費、生活費はすべて本学が負担しています。留学生は日本の医師国家資格を取得後、母国の医療福祉分野のリーダーとして、アジア全体の医療水準向上に寄与することを期待しています。

他の大学にはない恵まれた実習環境も本学の大きな特長です。6つの附属病院や日本有数のプライベートホスピタルである山王病院のほか、障害者施設などを含む多数の医療福祉関連施設と連携しており、世界水準を超える実習カリキュラムを実施しています。

2020年3月開院の国際医療福祉大学成田病院は、医学部の本院として、臨床実習において学生をサポートしています。海外の大学や医療機関と提携している「国際遠隔診断センター」や日本最大級の人間ドックセンター「予防医学センター」、トモセラピーを設置している「がん放射線治療センター」「遺伝子診断センター」「国際臨床感染症センター」などを開設し、アジアを代表する国際的な拠点病院をめざし、国内外の患者様に先進医療を提供しています。

2024年3月には医学部2期生が卒業しました。医師国家試験合格率は1・2期生ともに全国82の医科大学中第2位であり、2期生については卒業試験に合格し、医師国家試験の出願者合格率においても全国トップクラスの成績をおさめました。また、米国医師免許試験(USMLE)合格者は基礎医学分野・臨床医学分野合わせて多数おり、全国でもトップを誇ります。

本学医学部から、あらゆる場面でリーダーシップを発揮し、国内外で活躍する医師が多数誕生することを願っております。

学長のごあいさつ

学長 鈴木 康裕
国際医療福祉大学 学長 鈴木 康裕 慶應義塾高等学校、慶應義塾大学医学部(1984年卒)。医学博士。米国ハーバード大学大学院公衆衛生研究科で2つの修士号(Master of Public Health, Master of Science)を取得。WHO(世界保健機関)局長(ナンバー2)、厚生労働省医務技監を歴任。2021年1月より国際医療福祉大学大学院教授を務め、同年3月より副学長に就任。2022年4月より現職。同年12月、WHO執行理事に就任。

本学医学部生に期待される
真の国際性と多様な価値観を受け入れる柔軟性

国際医療福祉大学医学部は、総合的診療能力と真の国際性を兼ね備えた医師を養成することをめざし、2017年4月に成田キャンパスに開設されました。国内では他に類を見ない革新的な医学教育を行うため、学生主導のアクティブラーニングや英語での医学教育など、従来の枠にとどまることのない極めて先駆的なカリキュラムを整えています。

また、最先端の医療機器がそろう6つの附属病院と臨床医学研究センターにおいて、実績豊富で優秀な専門医のもと、国際基準を上回る期間の臨床実習を行えるという点も大きな特長のひとつです。さらに、学生が学科混成チームを編成し、「チーム医療・チームケア」を体験できるのは、本学が多くの専門職を養成する医療福祉の総合大学であるからこその利点です。

本学には、臨床医として国内外の医療現場で活躍する将来や基礎医学研究を世界的に突き詰めて医療に広く貢献する道など、あらゆる未来につながる学修環境が整っています。ぜひこの充実した環境で学びを深めて欲しいと思います。

2024年3月には、2期生が卒業を迎えました。医師国家試験の合格率は1期生に並ぶ全国トップクラスという素晴らしい成績を残した彼らが、将来、グローバル社会においてさまざまな価値観を柔軟に受け入れ、国の内外において世界的レベルで医療に貢献することを心から願っています。