成田キャンパス
医学科

医学科

DEPARTMENT OF MEDICINE

医学部 医学科

メッセージ

理事長のごあいさつ

理事長 高木 邦格
学校法人 国際医療福祉大学 理事長 高木 邦格

 国際医療福祉大学は医療福祉専門職の養成と地位向上をめざし、1995年に栃木県大田原市に開学して以来、千葉県成田市、東京都港区、神奈川県小田原市、福岡市、福岡県大川市の6キャンパスに10学部24学科をそろえ、大学院を含めると約9,000人の学生が学んでいます。専門性の高い教育のもと、約25,000人におよぶ卒業生は全国で高い評価をいただいています。

 成田キャンパスに開設しました医学部は3年目を迎えました。国際性を重視した医学教育を行いながら、国内はもとより海外でも活躍できる高い総合診療力を持った医師の育成に取り組んでおります。

 大多数の科目で英語の授業を行い、協定を締結している世界各国の大学や医療機関での海外臨床実習を必修といたしました。キャンパス内には世界最大級となる5,300㎡のシミュレーションセンターを設置するとともに、世界水準を上回る90週の診療参加型臨床実習を実施いたします。教員は、これまでと次元の異なる新しい医学教育を実践するため、海外での教育や臨床経験豊富な約300人を採用、このうち約30人の外国人教員が集まりました。

 グローバルな医師をめざして国内外の俊英が学修に励んでおります。1学年140人のうち20人の留学生を受け入れており、3年後から6学年120人にのぼります。これほど多くの留学生が医学部に在籍するのは国内では極めて異例のことです。ベトナム、ミャンマー、モンゴル、カンボジア、インドネシア、ラオスの各国政府や大学から推薦された全国トップクラスの成績優秀者たちが含まれ、本学が学費から生活費まで全て負担する奨学留学生は将来、母国の医療を担うリーダーとして、さらにはアジア全体の医療水準向上のために尽力することが期待されています。

 本学には国際医療福祉大学病院、塩谷病院、市川病院、三田病院、熱海病院の5附属病院と臨床医学研究センターとして山王病院をはじめ、重症心身障害児施設や在宅ケアセンターなど多くの医療福祉関連施設があり、臨床実習施設がとても充実しております。

さらに来春、医学部の臨床実習の中心となる本院として642床の国際医療福祉大学成田病院が成田市に開院します。最新医療機器と充実したアメニティを備え、海外の大学、医療機関との連携拠点となる「国際遠隔画像診断センター」や「がん免疫療法センター」「遺伝子診断センター」「感染症国際研究センター」、日本最大級の人間ドックセンターを備えた「予防医学センター」などの開設を予定しているほか、多言語に対応できるスタッフの配置、食事などの対応、宗教関連スペースも設置するなど、アジアを代表する世界的なハブ病院をめざします。

 研究開発部門として、疾患の発症原因の解明をめざしたゲノム医学研究を推進すると共に、医療の質を飛躍的に向上させることをめざして新たに「ゲノム医学研究所」をはじめ、「高度生殖医療リサーチセンター」「未来研究支援センター」など研究部門を一層、充実させております。

 今後も地域の皆様と協力しながら、医療・福祉・教育分野に貢献していくことで世界最高水準の国際医療拠点を構築し、成田市や千葉県の皆様から国際医療福祉大学があってよかったと言っていただけるよう努力してまいります。革新的な医学教育を実践する医学部から、世界に羽ばたく医師が多数輩出されていくことを願ってやみません。

学長のごあいさつ

学長 大友 邦
国際医療福祉大学 学長 大友 邦 東京大学医学部(1979年卒)。米国ワシントン大学、ピッツバーグ大学に留学後、東京大学大学院医学系研究科放射線医学講座教授。消化器領域を中心としたCT・MRIによる画像診断とIVRの発展に貢献。放射線診断専門医。日本医学放射線学会理事長、第70回・第74回 日本医学放射線学会総会会長、東京大学大学院医学系研究科生体物理医学専攻長などを歴任。日本ラジオロジー協会代表理事。東京大学名誉教授。

 本学の教育の大きな特長のひとつが「関連職種連携教育」です。多くの専門職を養成する医療福祉の総合大学の利点を生かしたこのカリキュラムは、学生が学科混成チームを編成して、本学が整備している5つの附属病院や多くの臨床医学研究センターで、現場の医師や専門職の指導のもと、「チーム医療・チームケア」を体験するものです。

 本学の先進的な取り組みは医学部にも引き継がれており、「チーム医療・チームケア」に貢献できる高い総合的診療能力と国際性を兼ね備えた医師の育成に向けて多くの試みが始まっています。医学教育統括センターは、世界水準を上回る医学教育を実践するために、国内の医学部では例を見ない25人の専任教員を擁し、学生一人ひとりの授業の理解度や実習の達成度などをきめ細かく把握し、適切で有効な指導を行っています。

 教育手法の面では「アクティブラーニング」と「少人数のグループ学修」を取り入れて、学生同士が活発に議論する場面を作り出しています。グループ学修では、20のグループそれぞれに1人ずつ留学生が入って、双方向のコミュニケーションが展開されています。将来、母国の医療に貢献するために日本で学ぶ留学生との共同作業は、日本人学生にとっては、さまざまな価値観を柔軟に受け入れ、国際感覚を養う絶好の機会になっています。さらに、「医学を英語で学び、英語で理解し、英語で発信する」ために、1~2年次の多くの授業を英語で行っています。

 大学院には、すでに医学研究科に公衆衛生学専攻(修士課程)と医学専攻(博士課程)が設置されています。医学部と医学研究科の実現によって、入院から退院、在宅までの各ステージで、各専門職が安心かつ安全な個別化医療を提供する「国際医療福祉大学型チーム医療」が完成しました。これまでにないこの新しい医学部に、地域社会や国際舞台で活躍できる医師をめざして、多くのみなさんが集まってこられることを心から楽しみにしています。