成田キャンパス
言語聴覚学科

言語聴覚学科

DEPARTMENT OF SPEECH AND HEARING SCIENCES

言語聴覚学科

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学科トピックス

学科長のごあいさつ

倉智 雅子 教授

言語聴覚学科長
倉智 雅子教授

国際基督教大学教養学部卒。カナダ・ブリティッシュコロンビア大学大学院修士課程、米国・ノースウエスタン大学大学院博士課程修了。言語病理学博士。2018年本学着任、2019年より学科長。日本嚥下医学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会理事。

「共に生きる社会」に寄与する、人間性豊かな言語聴覚士へ

言語聴覚学科は、人間を人間たらしめる言語によるコミュニケーション、生命維持に欠かせない摂食嚥下(食べること・飲み込むこと)に携わる専門職「言語聴覚士」を養成する学科です。高度な知識と技能はもちろん、豊かな人間性と向上心、多様性を受容できる柔軟性と国際性を有する人材の育成をめざしています。最新設備と先駆的なプログラム、各教員が少人数の学生を入学から卒業まできめ細かに指導するアドバイザー制は、本学科が誇る特色です。

言語聴覚学科のご紹介

高度な専門性と豊かな個性を持った人材へ

最新機器を完備した充実の設備のなか、国際経験豊富な講師陣が総合教育科目から専門科目まで丁寧に指導します。そして、成田キャンパスだからこそ経験できる多言語・異文化交流を通して、幅広い視野と豊かな個性を有した言語聴覚士を養成します。

成田保健医療学部 言語聴覚学科 3つのポイント

医療・福祉・教育など様々な現場で求められる言語聴覚士

言語聴覚学科

新生児から高齢者まで様々な年代の言語・コミュニケーション障害を有する方への支援をするため、言語聴覚士が求められる現場は非常に多く、そして多岐にわたります。現在、言語聴覚士の就職先としては医療現場である病院が最も多いですが、老人保健施設や通所・訪問リハビリなど福祉の現場でのニーズも増えています。さらに、学習障害や自閉症スペクトラム症などの発達障害を有するお子さんについて、障害児支援施設や小中学校、特別支援学校などの教育現場での活躍の場が広がっています。今、様々な場面で言語聴覚士が求められています。


第一線の臨床家でもある専任教員が指導、実践的な技能を体得する専門教育

言語聴覚学科

医学の進歩により、言語・コミュニケーション障害はその特徴に従って多岐に分類され、それぞれの障害特徴を踏まえ、支援にあたることが求められています。複雑な障害特性をとらえるために数多くの検査や訓練が開発され、それらを駆使して患者一人ひとりに合せた評価・訓練が行われます。言語聴覚士になるため、背景理論を理解したうえで様々な検査・訓練・治療技術を体得する必要があります。第一線で活躍する専任教員による講義や臨床現場でも用いられる最新機器を用いて技能の向上に励み、現場に出る前には技能のチェックを行います。

きめ細やかな学生サポートによる高い合格率と就職内定率

言語聴覚学科

各学年4、5名の学生に対して1人の教員を割り当て、個々の学生を支援するアドバイザー制度を設けています。学生ごとに担当の教員をつけることで、学業や学校生活など様々な内容を自由に相談できる環境を整え、きめ細やかな支援体制を整えています。4年次の国家試験対策では、アドバイザー班ごとの学習を重視し、一致団結して乗り越えられるようにしています。その結果、3年連続の国家試験合格率100%を達成することができました。また、就職に関しても、就職希望の学生は全員が希望する施設への就職を達成しています。

  • 入学定員

    40名

  • 取得可能な資格

    • 言語聴覚士〔国家資格〕・・・国家試験受験資格
  • 将来の活躍の場

    コミュニケーション支援が専門です
    ~言語聴覚士~

    生まれつき耳の聞こえない赤ちゃん、言葉が出づらいお子さん、がんの治療で喉を切除して声が出なくなった青 年、脳卒中を患い言葉が思い出しにくくなった壮年者、認知症で記憶が低下したお年寄りなど、幅広い年代で、言語・コミュニケーションに障害を有する方々がいます。言語聴覚士は医学を基盤としながら、言語学、心理学の視点を交え、言語コミュニケーション障害への専門的支援を行います。食べる・飲み込むことの障害(摂食嚥下障害)の支援も言語聴覚士の役割です。言語聴覚士はコミュニケーションと摂食嚥下の支援により、その人らしい生き方の実現をお手伝いします。

    ■病院・診療所 ■福祉センター・リハビリテーションセンターなど行政機関(公務員) ■介護施設・高齢者福祉施設 ■特別支援学校・難聴幼児通園施設・障害児施設 ■音声言語科学・コミュニケーション障害学研究職 など

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