言語聴覚学科
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4年間の学修のながれ
相手の文化や言語、個性などに関わらず他者を受け入れられる価値観を持った新時代の言語聴覚士を養成
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【1年次】教養を高めつつ言語聴覚療法の基礎を学修
大学生としての一般教養を高める総合教育科目を中心に履修します。自分の興味に基づいて選択できる科目も多くあります。
言語聴覚療法を理解するための基盤となる専門基礎科目として、解剖学、生理学、言語学、生涯発達心理学などを履修します。
学科専任教員が担当する専門科目では、前期に言語聴覚障害学概論により言語聴覚療法全体を理解します。後期にはコミュニケーション技能実習で異世代とのコミュニケーション・スキルを高めるための実習を実施します。臨床実習
実習期間:45時間
実習施設:国際医療福祉大学成田病院、近隣保育園、近隣高齢者施設
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【2年次】多種多様な言語聴覚障害を深く学ぶ
言語聴覚療法の基礎となる専門基礎科目が多く配置され、医学、心理学、音声学などの幅広い分野の知識を学びます。医学系の専門科目の多くは医学部教員が担当し、最新医療についての理解を深めます。言語聴覚療法の専門科目も多く配置され、学科専任教員による専門的講義が本格化します。日々、レポートや技能体得に忙しい日々を送ります。総合教育科目は、ほとんどの学生は2年次で終えます。海外保健福祉事情での海外研修に参加するのもこの学年で世界に視野を拡げます。
臨床実習
実習期間: 45時間
実習施設:国際医療福祉大学成田病院、国際医療福祉大学市川病院、千葉県近隣の実習協力病院・施設
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【3年次】知識・技能・態度を演習と実習で体得
言語聴覚療法の専門科目が中心に配置されます。専門科目は、現役の言語聴覚士である学科専任教員によって担われ、言語聴覚療法の実践に直結する知識と技能を体得します。言語聴覚障害基礎実習では、教員の指導のもと、実際の言語聴覚障害児者に対し、技能実践を行います。臨床実習が開始され、実習施設にて言語聴覚療法場面に参加し、講義で学修した知識をより深く理解するとともに、実習指導者の監督・指導のもと、一部の技能実践を行い、言語聴覚士としての技能を体得します。
臨床実習
実習期間:10日間
実習施設:国際医療福祉大学成田病院、国際医療福祉大学市川病院、国際医療福祉大学三田病院、国際医療福祉大学熱海病院、国際医療福祉大学東京ボイスセンター
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【4年次】実践力と科学的思考力の向上を図る
1年をかけて、臨床実習、卒業研究、4年間の学修の総まとめに取り組みます。
臨床実習は本学関連施設を含む近隣都県内協力病院・施設で実施し、講義で学修した知識を再整理して言語聴覚療法に必要となる多彩な基本スキルを体得します。同時に臨床家・社会人として求められる心構えと態度についても学びます。
また、言語聴覚士国家試験合格に向け、学修の総復習を行います。学科で培ったノウハウに基づく指導により、国家試験合格を勝ち取ります。臨床実習
実習期間:50日間
実習施設:国際医療福祉大学成田病院、国際医療福祉大学市川病院、国際医療福祉大学三田病院、国際医療福祉大学熱海病院、千葉県近隣の実習協力病院・施設
※実習の実施期間や内容は変更の可能性があります。
特長あるカリキュラム
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英語で学ぶ言語聴覚療法の基礎
成田キャンパスの特色である"国際性"を反映した、成田キャンパス言語聴覚学科で独自に設置している科目です。この科目では、言語聴覚療法に関わる英語について学修し、世界の先進的な知見を得るための基礎を獲得します。
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コミュニケーション技能実習
コミュニケーション障害を専門とする言語聴覚士に必要とされる基礎的技能として、異世代とのコミュニケーションについて学修します。近隣保育園や高齢者施設で実習を行い、実際に異世代とコミュニケーションを図る経験を通して、理解を深めます。