成田キャンパス
薬学科

薬学科

DEPARTMENT OF PHARMACEUTICAL SCIENCES

薬学科

学科トピックス

学部長のごあいさつ

米持 悦生 学部長

成田薬学部
米持 悦生学部長

千葉大学薬学部卒業。薬学博士。東邦大学薬学部准教授、星薬科大学教授等を経て現在に至る。(独)医薬品医療機器総合機構 日本薬局方専門委員、厚生労働省薬剤師国家試験 試験委員、(公社)日本薬剤学会理事などを歴任。2024年3月開催の日本薬学会第144年会の組織委員長((公社)日本薬学会副会頭)を務める。

国際医療福祉大学は、医療福祉の専門職を養成する総合大学として、大田原キャンパス(栃木県大田原市)と大川キャンパス( 福岡県大川市)で、臨床に強い薬剤師の養成に取り組んでいます。高度化する医療に適応し、世界に通用する新たな薬学人材の養成のため、2024年4月、3つ目の薬学部として、千葉県成田市の成田キャンパスに成田薬学部を開設しました。
成田薬学部へ入学した暁には、医学部・成田看護学部・成田保健医療学部とともに、附属病院である国際医療福祉大学成田病院を核とした充実した学修環境の中で、チーム医療・チームケアの担い手として大きく成長することが期待できます。また成田薬学部では、国際都市としての立地を生かし、全学生の海外研修を必須とする独自のカリキュラムも特色のひとつです。
成田薬学部では、選りすぐりの教員のサポートにより、国際感覚と保健医療の実践を担うことができる応用能力、豊かな人間性を備え、医療人として高い意識を持つ薬剤師の養成をめざしています。ここ成田の地で、みなさんの夢や希望の実現に向けて、共に歩んで行く日が来るのを楽しみにしています。

成田薬学部 薬学科のご紹介

2024年4月 千葉県成田市に、臨床に強い薬剤師を養成する成田薬学部を開設。

成田市と共同で取り組む国家戦略特区事業「国際医療学園都市構想」において、国際医療福祉大学は2016年に成田キャンパスを開設しました。医学部を筆頭に医療福祉専門職を養成する学部・学科および附属病院等を設置し、総合的な医療人材養成機関として歩んできました。そして今、チーム医療・チームケアの一員として、とりわけ社会から大きな期待を寄せられているのは、臨床現場で活躍できる薬剤師の養成です。私たちは新たに「成田薬学部」を開設し、その実現に向けて準備作業を本格化させています。

成田薬学部 薬学科の概要

薬学部イメージ写真
  • 学部学科名称成田薬学部 薬学科
  • 開設時期2024年4月
  • 開設地
    • 公津の杜校舎:千葉県成田市公津の杜4-3 ※1~2年次
    • 畑ケ田校舎:千葉県成田市畑ケ田852 (国際医療福祉大学成田病院隣接)※3~6年次
  • 修業年限6年
  • 入学定員120名
  • 収容定員720名
  • 取得資格薬剤師国家試験受験資格

国際医療福祉大学がめざす薬学教育

臨床に強い薬剤師

医師に対し薬物治療の提案を行ったり、医師・看護師らとチームで患者さんに対応できる、臨床の現場で活躍する薬剤師を育てます。

チーム医療・チームケア

さまざまな医療専門職が協働して治療することを追究してきた国際医療福祉大学。学科の垣根を越えて実施する関連職種連携教育を行います。

充実の臨床実習施設

薬学部では22週間の実務実習が必修。本学の附属病院や近隣のグループ施設と緊密に連携しながら実習を実施します。

活発な国際交流

国際医療福祉大学の25カ国・地域の協定校のなかから2週間の海外研修を実施。異なる文化や医療福祉を体験し国際的な感覚を磨きます。

高い国家試験合格率

本学はすでに大田原キャンパスや大川キャンパスで質の高い薬剤師教育を実践しており、実績も十分に積んでいます。このノウハウを生かして高い合格率をめざします。


国家資格合格率年度別グラフ

成田薬学部の特長

特色あるカリキュラム

「薬学教育モデル・コア・カリキュラム」に則ってカリキュラムを編成し、基礎から臨床までスムーズに学修できるようにしています。
成田キャンパス全体として海外研修を推進しており、成田薬学部は必須科目となっています。海外の医療福祉や文化を体験することで国際的な視点を養うと共に、共に参加する他学部・他学科の学生との交流を深めることで、薬学部学生としてのアイデンティティを再認識するきっかけになります。

実践的な教育

模擬保険薬局での学内実習の様子
模擬保険薬局での学内実習

大田原・大川両キャンパスの薬学部同様、模擬保険薬局をはじめとした学内臨床実習施設を充実させ、臨床薬学教育に重点を置いた教育を展開します。また、「医療人」としての薬剤師を養成するために、学部学科を横断してチーム医療・チームケアを学ぶ独自のカリキュラムも用意しています。

附属病院に隣接


国際医療福祉大学成田病院

3~6年次は、国際医療福祉大学成田病院の隣接地に新設する畑ケ田校舎で学びます(2026年2月完成予定)。臨床実習施設のひとつとして、地域医療はもとより海外からのニーズにも対応する国際的な病院のもと、教育と医療が一体となった学修環境です。

充実の臨床実習

国際医療福祉大学の6つの附属病院をはじめ、多くの関連施設と指導薬剤師が大学と連携することにより、質の高い臨床実習を実現しています。また、学生のさまざまな要望に応えるために、多くの地域の病院・薬局で臨床実習が行える実習環境の整備を継続して行っています。

学びやすい学資金額と充実した特待奨学生制度

より多くの人に薬剤師をめざしてもらうため、6年間の学生納付金の合計は990万円と平均的な薬科大学の学生納付金よりはるかに低く抑えられています。また、特待奨学生制度を設け、成績上位者には国公立大学の薬学部の標準金額より低い学生納付金で学べることを実現しています。