薬学科
国家試験
低学年次の段階から、薬学共用試験・薬剤師国家試験を視野に入れた対策を行います。
薬学共用試験・国家試験サポート
低学年次は医療人としての考え方と基礎知識を学び、薬剤師としての総合知識を早い段階で身につけます。「今、薬剤師に求められているものは何か?」を意識した講義や実習と並行しつつ、1回完結型の演習と解説を行います。
知識の定着をめざす
1年次から TBL(Team-Based Learning) などを講義に取り入れ、チームで学び、教え合うことを体験します。2年次から3年次に薬学演習Ⅰ・Ⅱを行い、薬学の知識を培います。4年次にはCBT 形式(コンピュータを利用した試験方式)の演習を通じて復習し、全問正解するまで演習を続けることで、知識の定着を確かなものにします。また、薬学概論、早期体験実習、薬学演習Ⅲで、ヒューマニズム教育や倫理教育を行い、医療人としての考え方を身につけます。
4年次から病院・薬局事前実習がスタート
CBT、OSCE※の2つの共用試験に向けて、4年次の4月から事前実習が始まります。実習では、薬学教育モデル・コアカリキュラムの到達目標が網羅されています。5年次には国際化を意識して英語を用いた服薬指導を実施、6年次にはグループディスカッションを通じて医療安全や倫理を考えるワークも行います。
※CBTとOSCEは、5年次に行う臨床実習に参加するために合格しなければならない薬学共用試験です。
CBT:4年次までに身につけた知識や問題解決能力を、コンピュータを用いて評価する客観試験
OSCE:技能・態度を評価する客観的臨床能力試験
徹底した国家試験対策で、万全のサポート
6年次からは国家試験を本格的に見据えて、これまで学んできたことの総復習を行います。年3回の定期試験と、国家試験既出問題をもとにした計6 回の理解度確認試験を行い、さらに教員による直前講習会で最後まで勉強をサポート。薬剤師国家試験受験ツアーも行うなどして、学部をあげて合格を応援します。
大田原キャンパス
2022年度薬剤師国家試験合格率
※合格率・順位はいずれも新卒のデータ。厚生労働省資料より本学調べ
大田原キャンパスの2022 年度薬剤師国家試験の合格率は92.8%で、これは全国の私立大学の中でもトップクラスの実績です。1年次から演習授業を実施するなど、国家試験対策に注力した手厚いサポートを行っており、毎年、高い試験合格率を実現しています。
※受験者数100人以上の大学