成田キャンパス
医学検査学科

医学検査学科

DEPARTMENT OF MEDICAL TECHNOLOGY AND SCIENCES

医学検査学科

卒業生の声

大澤 侑愛さん 2021年3月卒業
国際医療福祉大学成田病院勤務(千葉県)
山梨県立甲府第一高等学校出身

大学で磨いた他職種と連携する力を生かし正確かつ素早い生化学免疫検査で診療を支える

検体検査部門にて生化学免疫検査を担当し、生化学項目や感染症・ホルモン・癌マーカー項目を測定して正確かつ迅速な結果報告を心がけています。他職種と連携し、患者様の変化にいち早く気づくことが大切で、大学の関連職種連携実習などで培った多職種連携に必要な意識・スキルが役立っています。また、継続的な勉強も不可欠で、大学時代に磨いた学修習慣も生かされています。

平沢 佳与さん 2021年3月卒業
国際医療福祉大学成田病院勤務(千葉県)
千葉県立柏南高等学校出身

日々進化する医療や検査機器、検査方法を学び続ける

検体検査の輸血検査部門で、輸血が必要な患者様の血液型検査や血液製剤の管理・発注、外来患者様の採血や検体受付などの業務を担当しています。
進路に悩んでいた高校生の頃、職業の紹介雑誌を読んだ際に臨床検査技師という職業を知りました。医療系の職業に興味があり、生物の授業が好きだったので、患者様の検体検査に直接携わることのできる臨床検査技師に興味を持ち本学に入学しました。
4年次の臨地実習では実際に病院で働く臨床検査技師の姿を見ながら学びました。医療は日々進歩しており、最新の検査機器や検査法を取り扱うために学び続けるという意識が強くなりました。現在も、認定資格の取得をめざすなど自己研鑽に励んでいきたいです。

廣部 開さん 2021年3月卒業
千葉県がんセンター勤務(千葉県)
千葉県立木更津高等学校出身

検査技術の向上や資格取得に取り組み日々研鑽を積んでいます

高校生の頃、病院見学に行き臨床検査技師に魅力を感じました。施設や設備が新しく整備されていることも本学を選んだきっかけのひとつです。
大学では、学科での学びはもちろんですが、海外研修、関連職種連携など多種多様な人達と関わることで、コミュニケーション能力、協調性の大切さを学びました。そしてそれは、就職してからも大いにいかされていると思います。
現在は、末梢血塗抹標本の目視による白血球のカウントや、CBCチェックという機械が異常を検知して作成した標本を顕微鏡で確認、フローサイトメトリー(FCM)検査を主に担当しています。今後は血液検査に関する資格に挑戦するなど、臨床検査技師として学び続け、日々見解を広げたいと感じています。

関口 輝さん
群馬県済生会前橋病院勤務(群馬県)
群馬県立前橋南高等学校出身

手厚いサポートで
夢を叶えることができました

就職が決まったのは、子どもの頃から「この病院で働きたい」と思っていた地元の病院です。就職試験の時期が早く、臨地実習期間中で不安もありましたが、ゼミの先生のサポートで無事に決まり、先生には心から感謝しています。
在学中に履修した「関連職種連携ワーク」では、他学科の学生と一緒に症例検討を行い、チームで質の高い医療サービスを提供することへの理解が深まったと感じています。この経験から、就職後も臆せずにチーム医療・チームケアに参加したいと思います。卒業研究では、病理検査の知識だけでなく、標本作製に関わる技術も修得できました。将来的には、認定病理検査技師や細胞検査士などの資格も取得して、チームからより必要とされる臨床検査技師になることが目標です。

在学生の声(※取材当時の学年)

村山 歌那さん(2年)
長野県 長野日本大学高等学校出身

座学・実習で疾患の機序から検査法まで学び臨床検査技師に必要な知識・技術が身につきます

血液の基礎知識から血液系の疾患と検査法まで幅広く学修する「血液検査学」をはじめ、臨床検査における専門的知識を学ぶ授業が増えています。疾患については機序から丁寧に教わるため、背景を理解しながら学ぶという姿勢も身につきました。「生理検査学実習」では、病院で使用される機器を実際に用いて脳波検査や心電図検査などを体験し、臨床で必要な技術も修得しています。

佐藤 怜さん(4年)
宮城県 古川学園高等学校出身

最新の医療機器に触れながら臨床に近い環境で実習を行い、実践的な力が確実に修得できます

体験的学修が豊富で生理機能検査・超音波検査の実習では、被検者の負担を少なくする工夫や声かけの手法などを実践的に学べました。国家試験対策も手厚く「臨床検査特論」では各分野の要点整理を行いながら試験の対策法を徹底的に指導していただいています。学科の絆が強く、みんなで一緒に自主勉強し、その日学修した内容の問題を出し合ったりして記憶の定着も図っています。