作業療法学科
卒業生の声
北山 航生さん 2023年3月卒業
川口きゅうぽらリハビリテーション病院勤務(埼玉県) 茨城県立鉾田第一高等学校出身 大学で培った他職種への理解とリスペクトがチーム医療を行う際の基盤になっています回復期病棟での作業療法を担当しています。働き始めて実感するのは、国際医療福祉大学の学びは非常に実践的だったということです。特に関連職種連携ワークで磨ける他職種と連携するための姿勢・スキルは臨床では不可欠です。今後も大学での学びを軸としながら臨床経験を積み、患者様に合わせた効果的なリハビリテーションが行える作業療法士へと成長していきます。 |
苅込 駿介さん 2019年度卒業
安房地域医療センター 勤務(千葉県) 千葉県君津高等学校出身 大学での講義や実習が現在の業務につながっています脳血管疾患、整形外科、その他内科系疾患の方の入院リハビリや退院後に必要なサービスの内容を考え、患者様やご家族へ提案を主に行なっています。患者様のスケジュール調整や各種書類の作成、退院前に自主練習資料の作成なども行います。在学中に学んだ福祉用具の講義や高次脳機能障害の講義の内容が現在の仕事に生かされています。実際に働く中で「確かあんな物があった気がする」や「この方にはこれが適している」など学生の頃を振り返ることが少なからずあります。また、高次脳機能障害の講義で脳血管疾患の脳画像を交えながら基本的な部分を説明いただいたことが、今の仕事内容につながる部分が多いと感じます。 |
吉野 可奈恵さん 2019年度卒業
おゆみの中央病院勤務(千葉県) 千葉県 木更津総合高等学校出身 作業療法士としての知識や経験を深めていきたい回復期リハビリテーション病棟に勤務し、入院している患者様のリハビリテーションを行っています。対象疾患は脳血管疾患や骨折等の運動器疾患です。機能の回復や日常生活で必要な動作の再獲得を目的としたリハビリテーションを行っています。また、患者様が安心して病棟生活を送れるように居室の環境設定を他職種と協力して行ったり、患者様の自宅を訪問し家屋調査なども行ったりしています。リハビリ職を知ったのは中学生の時に怪我したのがきっかけで、作業療法士を知りました。機能面だけではなく着替えや食事、入浴など私たちが普段何気なく行っている動作や更衣に着目している点に魅力を感じました。在学中は実習課題もあり大変なこともありましたが、必要な評価項目や治療内容を事前準備として調べた内容は今でも活かされています。 |
成田 颯さん 2019年度卒業
東京湾岸リハビリテーション病院勤務(千葉県) 千葉県立千葉西高等学校出身 本学で学んだ仲間と協力する大切さを胸に本学在学中は、実習などを通して、一人ひとりの方の病気や障害と一緒に向きあっていくことこそがリハビリテーションの本質であると学び、作業療法士は人の人生に関わる重要な職種だと実感しました。講義や実習以外でも、ボランティア活動やサークルに参加したことで、コミュニケーション能力が向上したと思います。就職後も、大学で身につけた知識や技術、社会的スキルを生かして患者様と真剣に向きあい、的確な判断と対応ができる力を身につけたいです。目標は、「どの領域でも活躍できるセラピスト」です。作業療法士は現場に出てからも、自分の成長のために大学院などでのさらなるステップアップをめざせる職種のひとつだと思います。将来的には研究にも携わっていけたらと考えています。 |
在学生の声(※取材当時の学年)
石井 友裕さん(1年)
千葉県 八千代松陰高等学校出身 1年次から作業療法士として働くイメージが養え、臨床を意識しながら多彩な学びに打ち込めます国家試験に頻出の「解剖学」や「生理学」、「運動学」をはじめとした基礎医学を学ぶと同時に、対人援助職に必要な姿勢・態度やコミュニケーションスキルを実践的に修得しています。さらに、医療機関を訪れ作業療法士が働く姿を見学する実習や、陶芸などの作業活動を通して「作業と健康とのつながり」を考える授業もあり、将来を明確に意識しながら学べるようになりました。 |
田中 杏奈さん(3年)
茨城県立水海道第一高等学校出身 自助具作成や障害者との対話など体験を通して多角的に支援手法を学んでいます1・2年次より高いレベルで自助具を作成したり作業活動を実際に行ったりと、さらに専門的かつ具体的に支援の手法を学んでいます。実習時間も格段に増加し、「臨床実習特論」では実際に障害を持つ方と関わりました。お困りごとを直接お聞きすることで、地域で生活する障害者の実態や社会の課題について深く理解できました。班活動も多く、新たな考えや視点も学べています。 |
安井 芽依さん(1年)
千葉県立国府台高等学校出身(千葉県) 作業療法の基礎を積極的に学んでいます生徒が主体的に学べる環境や海外研修(必修)もあり、日本にとどまらない広い視野を身につけられると考えてこの大学に入学したいと思いました。1年次には「作業療法とは何か」、作業分析学などの作業療法の基礎となる科目を学びます。また、臨床実習Ⅰでは病院の見学を通して、作業療法の学びや病院での作業療法士の業務をより具体的にイメージするべく積極的に臨みました。 作業療法士には身体領域、精神領域など様々な方向性があると思いますが、将来は患者さんと信頼関係を築き、寄り添える作業療法士になりたいと思います。 |