教員紹介
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担当科目
- まちづくり看護論、地域ケアと家庭医療、グローバルヘルスと母子保健、健康教育とヘルスカウンセリング、健康社会デザインⅡ、健康社会デザインⅢ、公衆衛生看護学活動論Ⅰ、公衆衛生看護学活動論Ⅱ(学校・産業保健)、海外保健福祉事情、プロジェクトⅠa・b、プロジェクトⅡa・b、保健事業戦略とマネジメント、プロジェクトⅢ、疫学、ソーシャルインクルージョン、公衆衛生看護学実践Ⅰ(行政保健)、公衆衛生看護実践 Ⅱ(産業保健)
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専門分野
- 【教育分野】公衆衛生看護学・産業保健・学校保健
【研究分野】看護倫理・質的研究法
- 【教育分野】公衆衛生看護学・産業保健・学校保健
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研究テーマ
- イスラームにおけるケアの倫理と看護実践に関する研究
- 地域療養を支えるケアシステム構築のための研究プロジェクト(イラン)
- 遺伝性疾患をもつ若者の結婚とリプロダクションの選択に関する研究(イラン・トルコ)
- プライマリヘルスケア・ネットワークを活用した遺伝性疾患の保因者スクリーニングに関する研究(イラン)
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研究実績
【researchmap】
https://researchmap.jp/Sachiko-Hosoya20
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【著書】
- 細谷幸子 (2020) 「イランの障害者福祉」 岩崎えり奈編『新・世界の社会福祉 11:アフリカ・中東』旬報社。
- 細谷幸子 (2019) 「イトコ婚と遺伝病」 長沢栄治監修/森田豊子・小野仁美編『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ 結婚と離婚』明石書店。
- Sachiko HOSOYA (2019) Thalassemia and Three Iranian Patient Activists: Their Pursuit of Advocacy, Center for Islamic Studies at Sophia University。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20190529233 - 細谷幸子 (2018) 「NGOの活動と役割− 脊髄損傷者を対象としたNGOを例に」 山岸智子編『現代イランの社会と政治』明石書店。
- 細谷幸子(2018)「イランの遺伝性疾患患者と家族」(pp157-194)、「イランの養子縁組」(pp195-202)、「中東の生殖補助医療」(pp211-239)、村上薫編『不妊治療の時代の中東-家族をつくる、家族を生きる-』アジア経済研究所。
- 細谷幸子、アッバース・ノウルーズィー、アリレザー・ニークバフト(2016)「テヘランの脊髄損傷者の生活状況~環境、家族・夫婦の関係性、社会とのつながりに注目して」(pp163-184)、原隆一・中村菜穂編『イラン研究万華鏡:文学、政治経済、調査現場の視点から』大東文化大学出版会。http://iransekison.up.seesaa.net/image/scan-001.pdf
- Sachiko HOSOYA (2014)“Care, Redemption and the Afterlife: Spiritual Experiences of Bathing Volunteers in a Charity Care Center in Iran”, (pp353-373) in L. Robert and J. Benthall eds., Gulf Charities and Islamic Philanthropy in the 'Age of Terror' and Beyond, Gerlach Press.
- 細谷幸子(2011)『イスラームと慈善活動~イランにおける入浴介助ボランティアの語りから~』ナカニシヤ出版。
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【論文】
- 細谷幸子 (2020) 「イランのスピリチュアルケアの現状」『グリーフケア』 (8):pp195-208。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20200316013?fbclid=IwAR1d155YAPmIizIwV7hciEtRd66ovTSRW0jJDkGcod22gstA_2jD8hFnTWg - 細谷幸子(2018)「イランにおける第三者がかかわる生殖補助技術の活用に関する倫理的議論と実践」『東洋学術研究』57(1):pp117-134。
- Sachiko HOSOYA (2017)“Changes in attitudes towards Marriage and Reproduction among People with a Genetic Illness: A Study of Patients with Thalassemia in Iran”, Anthropology of the Middle East, 12(2), pp28-45.
- 細谷幸子(2017)「イランの「治療的人工妊娠中絶法」をめぐる議論」『生命倫理』27(1)、pp72-78。
- 細谷幸子(2017)「イランにおける重症型サラセミア患者の結婚とリプロダクションへの看護支援を考える」『日本遺伝看護学会誌』16(1)、pp59-69。
- 細谷幸子(2008)「現代イランにおける看護とイスラーム ―女性看護師が男性患者のボディ・ケアをおこなう場面から―」『イスラーム世界研究』2(1)、pp92-162。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/1st_period/contents/pdf/kb2_1/10hosoya.pdf .
- 細谷幸子 (2020) 「イランのスピリチュアルケアの現状」『グリーフケア』 (8):pp195-208。
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【学会発表】
- 細谷幸子(2019) 「イランにおける<性別変更>をめぐる議論」(口頭発表) 科研基盤A「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」 公開シンポジウム「境界を生きる/越える」(於・東京大学)
- 細谷幸子(2019)「イラン・イスラーム共和国におけるスピリチュアルケアの取り組み」(口頭発表) 第12回日本スピリチュアルケア学会年次大会(於・上智大学)
- 細谷幸子(2019) 「イランにおける患者の権利をめぐる議論〜映画監督キアロスタミの死を契機として〜」(口頭発表) 第35回日本中東学会年次大会(於・秋田大学)
- Sachiko HOSOYA, G.R. Jamali, and M. Shahriari, (2017) “Questionnaire Survey on the Opinions of Marriage and Reproductive Choices of People with Transfusion Dependent Thalassemia”, Thalassemia International Federation Annual Conference, Thessaloniki, Greece.
- Sachiko HOSOYA (2017) “Supporting Negotiations with God: Examples of Spiritual Care for End-Stage Cancer Patients and Their Families in Isfahan”, the International Union of Anthropological and Ethnological Sciences, UAES Commission on the Middle East, Krakow, Poland.
- Sachiko HOSOYA, G.R. Jamali, and M. Shahriari, (2016) “Qualitative Research on the Obstacles in Marriage and Reproductive Process of People with Transfusion Dependent Thalassemia”, Thalassemia International Federation Annual Conference, Amman, Jordan.
- Sachiko HOSOYA (2016) “Ethical discussions on Iran’s National Prevention Program for Genetic Diseases: from the Experiences of People with Thalassemia”, Eighth International Disability Studies Conference, Lancaster, UK.
- Sachiko HOSOYA, and A. Nikbakht, (2014) “Iranian Model of Home Care”, International Nursing & Midwifery Conference on Health and Wellbeing, Isfahan, Iran.
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学位・学歴
- 日本女子大学人間社会学部 卒業
- 東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了 修士(学術)
- 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了 博士(学術)
- University of Leeds, Centre for Disability Studies, MA (Disability and Social Policy)
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職歴・学会
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【職歴】
- 慶応義塾大学病院(中央手術部・看護師)
- 神奈川第二病院(精神科病棟・非常勤看護師)
- イベント・映像制作会社(非常勤産業保健師)
- 東邦大学看護学部(地域在宅看護学・助教)
- University of Oxford, School of Interdisciplinary Area Studies, (Sasakawa Peace Foundation Programme・MES Associate)
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【学会】
- 日本生命倫理学会、日本遺伝看護学会
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メッセージ
- 国際的な活動をする上で、対象となる国・地域・集団の健康課題を知り、アプローチしていく公衆衛生看護学の知識と経験は必ず役に立ちます。さまざまな地域で暮らす人々の生活と健康について、一緒に考えてみませんか?
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連絡先
- 【E-Mail】sachikohosoya@iuhw.ac.jp