成田キャンパス
腎臓内科学教室

腎臓内科学教室

教室紹介

ごあいさつ

国際医療福祉大学医学部 腎臓内科学教室
教授(代表) 鷲田 直輝

国際医療福祉大学医学部腎臓内科学教室のホームページへようこそ。

国際医療福祉大学医学部腎臓内科学教室は、2017年4月1日同大学の医学部設置に伴って開講いたしました。本教室では腎臓内科学、慢性腎炎、糖尿病性腎臓病、急性腎障害、慢性腎臓病、腎代替療法や各種血液浄化療法などすべての腎臓内科学的疾患を対象に、国内外の専門施設と連携を取りながら、医学の発展につながっていく診療および基礎・臨床研究を行ってまいります。

当教室は、学閥には全くとらわれず、開かれた、自由な環境を提供いたします。これにより医局員各々が実践したいこと、疑問に思い解明したいことをテーマとし、各自の目標を最優先いたします。規定観念にとらわれることなく、自由な発想を尊重し、常にチャレンジしていく姿勢を育みます。

現在、わが国は超高齢化社会を迎えようとしています。腎臓内科学は、この問題に対峙しなければならない学問であり、既存の学問体系にとらわれず、現在の疾病構造に則した、新しい体系を生み出す必要があると考えます。すなわち、社会のニーズに答えられる形に、学問体系それ自体が変容しなければならないときが来たのです。我々はその必要性をいち早く察知し、目的目標を明確に設定し能動的に研究、探求を推し進め、社会や患者様・ご家族への実利的な視点から、これからの時代に即した新しい腎臓内科学を実践していく所存です。具体的には、国際的な連携、特にアジア諸国との連携、施設医療から在宅医療へのシフト、AIなどを駆使した効率的な理論構築WEBを実践していきます。

我々の大学には5つの附属病院があります。この附属病院群は、相互に密接な連携体制をとる一方、地理的にも広範囲に所在し、都市型から地域型医療までをカバーしています。これにより最先端の医療から地域密着型の医療まで、幅広く学ぶことができます。また、十分かつ質の高い環境、設備、指導医を備えております。この附属病院群において医師としてのバランスのよい心技体を習得することができる、日本で唯一の大学医学部といっても過言ではありません。また2018年4月には大学院医学研究科も開講し、医学博士号を取得することも可能です。そこでは、いままでの大学院の役割である理論科学者を養成することにとどまらず、高度職業専門家を養成することができ、各人が抱えている問題を考慮できる、幅広く、奥深い教育環境を確保しています。研究にも興味はあるが、同時に良医となるべく高度な医療技術や思考方法を学びたいという人にも最適な大学院が誕生したのです。

現在、我々スタッフは、医学部の本院である国際医療福祉大学成田病院の2020年4月開院以来、高度・最先端の医療を提供でき、良医を養成できる大学病院としていくべく様々なプロジェクトを進めています。この病院は、既存の医学部付属病院にはない、国際的に真に開かれた、アジアのハブ国際病院をめざしています。この歴史的プロジェクトの実現には、どうしても皆様のお力が必要です。一人一人の力は微力でもその一致団結した効率的なシステムがあれば、指数関数的な爆発力を生むものと信じています。そのシステムの構築にご尽力頂き、共に歩んでいただける方であれば大歓迎です。我々と共に、新しい医学部腎臓内科学教室・講座の実現をめざし、活動していきましょう。