成田キャンパス

糖尿病・代謝・内分泌内科学教室

教室紹介

内科専攻医 鳥海修司先生の論文が掲載されました。

2025年1月25日 内科専攻医 鳥海修司先生の論文が掲載されました。

Toriumi S, Maruiwa R, Takemoto M.
Scrotum Pain Leading to the Diagnosis of a Compression Fracture. Cureus.
2025 Jan 9;17(1):e77207. doi: 10.7759/cureus.77207. eCollection 2025 Jan.

日本語の概略

急性陰嚢痛から診断に至った第12胸椎脊椎圧迫骨折

就寝中の突然の激しい腰仙部痛と陰嚢痛を訴え、わずかな触診にも耐え難い痛みを呈したため、救急外来を受診した45歳、男性症例。

急性陰嚢痛を来たす精巣捻転、精巣炎、腹部大動脈瘤などを鑑別し、最終的にMRIで第12胸椎破裂骨折と脊髄圧迫を確認し緊急手術を行い、術後、陰嚢痛は改善。

急性陰嚢痛を初発症状とした第12胸椎圧迫骨折の貴重な1症例を経験し報告しました。