成田キャンパス
消化器外科学教室

消化器外科学教室

医学生・研修医の方へ

国際医療福祉大学医学部消化器外科学講座は2017年4月の本学医学部開設とともにスタートしました。私たちは、この全く新しい教室を一緒に創り上げていってくれる若い力を必要としています。

当教室では、初期・後期臨床研修医や外科専門医資格を既に取得済みの方を広く応募しています。国際医療福祉大学成田病院のほか、関連施設(国際医療福祉大学三田病院(東京都港区)、国際医療福祉大学病院(栃木県那須塩原市)、国際医療福祉大学塩谷病院(栃木県矢板市)、国際医療福祉大学熱海病院(静岡県熱海市))での勤務をご希望の方もお気軽にお問い合わせください。

研修の方針

国際的な発信力を有するAcademic surgeonとして、あるいは第一線の基幹病院における指導者として活躍できる外科医を育成することを目的としています。

当院の特長

良性疾患から悪性疾患まで、一般・消化器外科領域全般の疾患に対応します。各臓器の専門医が、腹腔鏡や胸腔鏡を用いた低侵襲治療から多臓器合併切除などの拡大手術まで積極的に取り組んでいます。臓器・疾患別に上部消化管班(食道・胃領域)、下部消化管班(小腸・大腸領域)、肝胆膵班(肝臓・胆道系・膵臓領域)の3グループに細分化され、高度な専門的治療を行っています。

初期研修について

切開縫合やルート確保などの処置から外科小手術までの基本的手技を学ぶと同時に、術後管理や重症管理を通じて全身を診ることを到達目標とします。
月単位で上記のいずれかのグループに属し、習熟度に応じて様々な処置や手術を行います。研修医の指導は、基本的に指導医と研修医のマンツーマン体制とし、実際の診療・手技等を研修医が実施する場合は、指導医の監督下の基に実施し、事故等が発生しないように、十分な配慮をもって指導いたします。

実施可能な処置・手術

胃管留置・イレウスチューブ挿入、中心静脈カテーテル留置(頸部エコーガイド下・PICC)、CVポート留置・抜去、膿瘍穿刺・ドレナージ、腹水穿刺・CART(腹水ろ過濃縮再静注法)、胸腔ドレーン留置等
皮膚切開・縫合術、鼠径ヘルニア根治術(前方アプローチ)、虫垂切除術(開腹・腹腔鏡下)、 腸管切除・吻合術、腹腔鏡下胆嚢摘出術等

専門医取得について

日本専門医機構による新たな専門医制度が2018年4月より導入されたことを考慮し、国際医療福祉大学医学部消化器外科教室では、外科専門医を卒後5年次に、サブスペシャルティである消化器外科専門医を卒後8年次に、それぞれ最短で取得可能な研修プログラムを作成します。
専門医取得には、手術症例数だけでなく、論文を含めた業績や筆記・面接試験をクリアする必要があります。国際医療福祉大学成田病院および関連施設での研修では、経験豊富な指導医が責任を持って、日常臨床(手術・処置・病棟業務)や学会発表、論文作成をサポートします。

学位取得について

国際医療福祉大学では2018年4月より大学院キャンパスを東京赤坂キャンパスに移転し、医学研究科医学専攻(博士課程)を新設いたしました。事前に指導教員と相談の上、希望する研究内容を決定し、大学付属病院で臨床研修を行いながら学位取得が可能です。

各授業科目を通じて、英語の運用能力も身に付き、さらに、希望する方は分野横断型の国際医療協力、感染症研究、医療政策研究、医学教育研究の4コースを受講し修了認定を取得することが可能です。

その他

初期・後期研修医が全て執刀する腹腔鏡手術セミナーも別途開催しています。

お問い合わせ

入局のご希望、ご相談は、下記までご連絡をお願いします。

問い合わせ先:
国際医療福祉大学医学部消化器外科学教室 大山隆史(初期・後期研修医担当)
Tel: 0476-35-5600(代表) 内線90080
Mail: ooyama@iuhw.ac.jp