成田キャンパス
国際交流

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INTERNATIONAL EXCHANGE

国際交流 2019

2019年11月8日

ミャンマーでIUHWリハビリテーションセミナーを開催

医学部と成田保健医療学部の教員が11月5~7日の3日間、ミャンマー国立リハビリテーションセンターで、現地の理学療法士や医師約30人を対象にした「IUHWリハビリテーションセミナー」を開催しました。
講師は角田亘医学部リハビリテーション医学主任教授と、成田保健医療学部の糸数昌史理学療法学科准教授、平野大輔作業療法学科講師、岩﨑淳也言語聴覚学科講師の4人です。角田教授が小児リハビリテーションの概要、糸数准教授が脳性麻痺の運動機能評価と理学療法、平野講師が脳性麻痺に対するADL評価・発達障害に対する機能評価と作業療法、岩﨑講師が言語障害や脳性麻痺の小児に対する言語聴覚療法を中心に講義を行いました。午前9時過ぎから午後3時過ぎまで、1時間以上の講義を毎日4コマずつ行う密度の高いものでした。会場は和やかな雰囲気に包まれ、受講者からは多くの質問がありました。最終日には、日本のリハビリテーション医学や保健医療についてのトピックスを紹介し、受講者には修了証書を授与しました。
ミャンマーには本学への留学経験がある療法士が多く、「彼らはすでに指導的立場に立っている」(角田教授)そうです。このセミナーも、2015年度に本学大学院作業療法学分野を修了し、同センターに勤務しているYamin Ayeさんらの協力で行われました。講義は主に英語で行われ、英語が不得手な聴講者のために、英語や日本語をミャンマー語に訳す通訳が同席しました。
角田教授は、「ミャンマーではリハ医学・医療の歴史が浅く、一般的に広まっていないが、参加者の熱意から大きな可能性を実感し、明るい将来が待ち受けていることを確信した。本学のリハ医学・医療の専門家は海外のリハ従事者の教育活動に積極的にかかわっていくべきだ。今後も末永く、ミャンマーのリハ医学・医療の発展に貢献していきたい」と述べています。

2019年10月23日

アウン・サン・スー・チー氏を表敬訪問

本学のミャンマー人留学生16人と教員1人が10月23日、前日の22日に行われた天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に参列するため日本を訪れていたミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問を、東京・北品川の駐日ミャンマー大使館で表敬訪問しました。
同大使館が「アウン・サン・スー・チー国家顧問に会う会」として、在日ミャンマー人らを招いたもので、招待を受けた医学部のウー教授を通じて、留学生が参加できることになりました。この日出席したのは、成田キャンパスの医学部3年生、2年生、1年生、留学生別科各3人と大田原キャンパスの4人の計16人のミャンマー人留学生とティンタイ助教です。他の在日ミャンマー人たちと一緒に、国家顧問と親しく懇談しました。
出席した留学生の1人は、「スー・チー氏の言葉はいつも勇気づけられるものだが、今回のスピーチにも感銘を受けた。『ミャンマーにない技術などを日本で学び、ミャンマーで活かすように』とのメッセージがあった。留学を終えた後、母国に貢献したいというモチベーションが高まった」と感想を述べました。スー・チー国家顧問は、ミャンマーに投資する日本企業やミャンマーの教育制度などについても言及し、学生には興味深かったようです。
(写真は駐日ミャンマー大使館提供)

2019年10月23日

国立チョーライ病院の研修生が成田キャンパスを視察

10月15日、国立チョーライ病院研修生4名が成田キャンパスを視察しました。20年以上にわたりチョーライ病院とは医療人材交流が行われています。2018年9月より本学と共同事業で、ベトナムホーチミン市内にチョーライ病院隣接の日本式人間ドックサービスを提供する健診施設(HECI)を開設しました。ベトナム人教員のLe Tran Ngoan教授らが出迎えSCOPEの視察や遠隔診断システムなどを視察しました。後日、附属病院の見学や研修を実施するそうです。

2019年08月23日

ポーランド・ヴロツワフ医科大学医学部研修生3人が来訪

8月4日から、提携大学であるポーランドのヴロツワフ医科大学の医学部生(4年生・5年生)3人が本学を訪れ、国際医療福祉大学病院で2週間にわたって臨床見学研修を行いました。研修の最後に成田キャンパスを訪問し、研修プログラムの統括責任者である赤津晴子医学教育統括センター長によるまとめのセッションを実施しました。このセッションで学生は、大学病院での研修がいかに有意義であったかを報告し、全員が、「大学病院での研修がもっと長く続けばよいと思うほど、実り多い2週間だったので、ぜひ友人にも勧めたい」と話していました。最後に、赤津センター長から研修の修了証が手渡されました。続いて、医学部の学生の案内で、当日開催されていた医学部のオープンキャンパスを見学しました。成田シミュレーションセンターを含む医学部の施設を視察し、学食も体験するなど、数時間の滞在でしたが、本学医学部のキャンパスライフを感じとっている様子でした。

2019年07月22日

モンゴルMCS一行が来訪

7月22日、モンゴルの企業グループMCS(傘下に民間トップのINTERMED病院を保有)のメンバー2人が来日し、成田キャンパスを訪問しました。本学の紹介DVDを視聴したあと、赤津晴子医学教育統括センター長から本学の医学部について説明しました。続いて、小林元講師、仲俊行助手の案内でSCOPEの視察をしました。

2019年07月17日

ベトナムのビンメック国際病院一行が来訪

7月17日、山王ビンメック健診センター(2019年秋開業予定)プロジェクトの一環として、 センター長に就任予定のDr.Nguyen Van Quyet先生をはじめ、看護師長、事務部長に就任予定の方々、通訳者の計4人が成田キャンパスを視察に訪れました。小林元講師の案内によるSCOPE視察ののち、潮見隆之教授が国際遠隔画像センターを紹介しました。国際遠隔画像センターは、今後山王ビンメック健診センターにも導入される予定で、一行は潮見教授の説明に聞き入っていました。

2019年05月17日

国際交流親善パーティーを開催

5月17日18時から、成田キャンパス内のレストランオーブにて、『2019年度成田キャンパス国際交流親善パーティー』を開催しました。成田市、成田市国際交流協会、地域の方々と、本学の留学生、外国人教員などが一堂に会して親睦を深めることが目的で、小泉一成市長をはじめとする来賓の方々や高木邦格理事長が留学生と楽しいひと時を過ごしました。
小泉市長はご挨拶の中で、「1年目から出席させてもらっているが、当時の留学生の初々しい姿が今でも目に浮かびます。たくましくなられましたね」と感想を述べられていました。留学生紹介では、各学科の先輩留学生が学科の様子とともに、新入留学生・教員を紹介しました。最後は、留学生3人のギターに合わせて、参加者全員で『365日の紙飛行機』を合唱しました。

2019年03月14日

ロシア医師団一行が来訪

3月14日、ロシア保健省の国際協力事業を手掛けている「地方国際開発センター」社の依頼により、ロシア地方にある病院やクリニック、医学部などの医師団一行13人が成田キャンパスを訪問しました。本学を紹介するDVDを視聴したあと、潮見隆之基礎医学センター長をはじめとする医学部の先生方と懇談し、続いて、成田シミュレーションセンター SCOPE、遠隔診断など視察しました。一行はこのあと、国際医療福祉大学三田病院と山王病院を視察するため、東京に向けて出発しました。

2019年03月14日

ヘルシンキ大学のAri Kalevi Leppaniemi教授が来訪

3月14日、ヘルシンキ大学のAri Kalevi Leppaniemi教授が成田キャンパスを訪問しました。昨年、本学医学部がヘルシンキ大学とMOUを締結した際にご尽力いただいた先生で、本学を紹介するDVDを視聴したあと、医学部の赤津医学教育統括センター長をはじめとする先生方との懇談したのち、成田シミュレーションセンター SCOPEや遠隔診断などを興味深く視察され、先生方の説明に対して質問される場面が多く見られました。先生はこのあと、国際医療福祉大学三田病院と山王病院を視察するため、東京に向けて出発しました。

2019年01月25日

モンゴル国立医科大学学長一行が来訪/President and a group of MNUMS visited

1月25日、モンゴル医科大学のエルデネツォグト学長一行が成田キャンパスを視察されました。

On Jan. 25th, the President and group of Mongolian National University of Medical Sciences visited IUHW Narita campus.

まず、吉田副医学部長をはじめとする医学部教員が出迎え、本学とモンゴル医科大学の提携関係、特に医学部6年次に行われる海外臨床実習について話し合いました。その後、医学部教員の案内のもと、世界最大級の医学教育シミュレーションセンター「SCOPE」、続いて、国際遠隔画像センターとゲノム研究所を視察しました。

First, Dr. Yoshida, the Vide-Dean of School of Medicine, and the IUHW medical teaching staffs welcomed them and discussed the partnership between IUHW and MNUMS, and the overseas clinical training which IUHW medical students in the 6th grade will take. Next, they inspected "SCOPE", one of the largest medical education simulation centers in the world, the International Telemedicine Center and Genome Medical Lavatory.

会談と視察には本学に勤めるモンゴル人教員4名も加わり、たいへん和やかな雰囲気の交流となりました。

As 4 Mongolian medical teaching staffs of IUHW joined the meeting and inspection, it was proceeding in a harmonious exchange.

2019年01月18日

マレーシアMSU学長一行が来訪

1月18日、マレーシアのマネージメント・サイエンス大学(MSU)からタン・スリ・シュクリ会長をはじめとする3名が成田キャンパスを訪問しました。MSUと本学は、2016年にMOUを締結しており、2017年より海外保健福祉事情・海外医療体験の研修先になっています。

大友邦学長並びに医学部教員との協議で始まり、MSUの施設紹介ビデオを視聴しました。その後、教員の案内で、世界最大級の医学教育のシミュレーションセンターであるSCOPE、すでにベトナムのドック健診センターと遠隔診断システムを行っている国際遠隔画像センター、ゲノム研究所を視察。滞在時間に限りのあるなか、実りの多い訪問となりました。

2019年01月17日

国立フンブン病院のホアン病院長一行が来訪

1月17日、ベトナムのホーチミン市にある国立フンブン病院からホアン病院長をはじめとする3名が成田キャンパスを訪問しました。国立フンブン病院は、2018年10月に本学が国立チョーライ病院と共同で開設したドック健診センター(HECI)に専門医を派遣しています。本学とは昨年から交流が始まり、今回、海外提携施設として覚書を締結するため来日しました。

本学のベトナム人教員3名と大学院生2名が出迎えました。本学の紹介DVDを視聴したあと、医学部教員の案内で世界最大級の医学教育のシミュレーションセンターであるSCOPEを視察し、さらに、すでにHECIとの間で遠隔診断を開始している国際遠隔画像センターを視察しました。