成田キャンパス
薬理学教室

薬理学教室

教室紹介

教室紹介

医学教育における薬理学の役割 Education

Pharmacology, interconnected with other basic medicine

薬理学は基礎医学の集大成として治療に関わる薬を扱うので、その理解には解剖学や生理学だけでなく微生物学や病理学など他の学問分野の理解も大切です。見方を変えれば薬理学の履修は、これまで学んだ基礎医学各教科の復習・弱点克服の絶好の機会にもなるので、1年次ではこの点をふまえて授業を行っています。

Essential role of pharmacology in clinical medicine

また、全ての臨床分野は診断・治療・予防に薬を使い、薬理学は臨床医学の基礎でもあります。薬理学の履修により臨床医学にスムーズに入っていけるように指導しています。

Questions in pharmacology will open up a new research field

未解決問題が多い薬理学は、研究テーマの宝庫です。数十年以上使われている薬の作用機序がわかっていない(わかっていなかった)ことは、決して珍しい話ではありません。そのような薬の作用機序が解明されると、新しい学問分野が開けます。薬理学の持つそのような魅力についても私達は伝えていきます。

研究について Research

Help young scientists to pioneer the future

「正しい問いかけに対して自然は必ず答えてくれる(Carl Gegenbaur)」と言われます。自然に対して問いかける実験技術は時代とともに徐々に変りますが、疑問の質と疑問を解き明かそうとする熱意が研究の行方を左右することは、いつの時代も同じです。生命科学に興味を持ち、解き明かしたい疑問を持つ若い人達が、様々な学術分野で未来を切り開くきっかけを、私達は作っていきたいと考えています。