成田キャンパス
整形外科学教室

整形外科学教室

教室紹介

ごあいさつ

国際医療福祉大学医学部 整形外科学教室
教授(代表)八木 満

国際医療福祉大学医学部整形外科学教室を代表してご挨拶申し上げます。
国際医療福祉大学医学部は2017年4月1日に38年ぶりに設置された本邦で最も新しい医学部です。整形外科学教室は、2017年4月1日に同大学の医学部設置に伴って開講いたしました。私は初代石井賢先生の後任として、2023年4月に教授を拝命いたしました。当教室は疾患の本質を見極め、一人一人の患者さんを全人的に診察する心を育み、若い医師たちが、思う存分に活躍することができる開かれた教室を目指して参ります。
当教室では脊椎・脊髄、上肢、下肢のそれぞれの領域において安心・安全で世界最高水準の医療を皆様に提供するために、国内外の施設と連携を取りながら診断・治療および基礎・臨床研究を行って参ります。
私は国内での臨床研修に加えて米国の病院で米国、欧州、アジアの医師らと脊柱側弯症の治療に従事しました。また、米国FOCOS財団の訪問医としてガーナ共和国で米国や欧州、現地の医師たちと重度脊柱側弯症に対する治療を行いました。これらの経験に基づき、帰国後も一貫して乳幼児から高齢者まで全ての年代を対象に脊柱側弯症に対する治療を行って参りました。この経験を活かし、卒前・卒後教育を通して、医師として必要な基本姿勢・態度、医療・福祉への貢献、科学的探究心(最先端の知識、技術)やエビデンスに基づいた思考過程を身につけ、国際的に通用する真のエリートを目指す教育を行いたいと考えています。

当教室の理念

  • 高いプロフェッショナリズムを備えた真のエリートの育成
    卒前・卒後教育を通して、医師として必要な基本姿勢・態度、医療・福祉への貢献、科学的探究心(最先端の知識、技術)やエビデンスに基づいた思考過程を身につけ、国際的に通用する真のエリートを育成する教育を行います。
  • 最善最良の医療の追求と実践
    私たちには、診療、教育、研究の3つの使命があります。なかでも診療はすべての臨床医の基本であり、質の高い診療の実践なくして質の高い研究や教育は成し得まえせん。当教室では患者様に笑顔になっていただくために、常に目の前の患者様に最善最良の医療を提供することを追求し、実践することで地域社会に貢献します。
  • 多様な価値観を認め合う「共生社会」の実現
    世界には異なった価値観を持った多くの人々が暮らしています。当教室ではあらゆる教室員がお互いを尊重し、認め合うことで、それぞれが働きがいを感じ、能力を最大限に発揮できる、働きやすい環境を作ります。
  • 社会実装を目指した積極的な産学協同研究の推進
    人工知能やロボット技術に代表される新たなテクノロジーや遺伝子解析は、これまでに診断や治療が困難であった疾患の診断や治療を可能にしています。しかし、いまだに治療の困難な疾患が存在します。当教室では患者様と協力して、新たな診断・治療法の開発を行います。