医学生・研修医の方へ
「肺は全身を映す鏡である」の言葉通り、呼吸器内科学は裾野の広い分野です。腫瘍・感染・アレルギー・肺高血圧症・膠原病・睡眠障害など、多くの専門領域へと広がっていきます。
国際医療福祉大学医学部呼吸器内科学講座では、若手・中堅・ベテランが互いに切磋琢磨する環境があります。私たちは、新しい教室を一緒に盛り上げていってくれる若い力を必要としています。
研修の方針
各学会指導医からの直接指導だけではなく、7年目~15年目の若手・中堅も多く在籍しており、日常診療のちょっとした困ったことでも相談しやすい環境です。主治医1人で診療する体制ではなく、当日勤務者で毎日朝回診することで情報共有や検査・治療方針の相談、確認を行い診療の質をさらに高めていきます。
当科には海外研究留学経験者もおりますので、当科から海外へ大きく羽ばたきたい方もお待ちしています(研究留学助成の獲得指導も得意としており全力で応援します!!)。将来の進路においては,大学病院医局という概念には縛られません。従って当科で得られた技術・知識・業績を生かして頂き、各個人で自由な将来選択が可能です。
専門医取得について
日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医、がん薬物療法指導医が在籍しています。日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会認定施設にも申請予定です。
びまん性肺疾患・急性呼吸不全、肺高血圧症、喘息・COPD、肺癌、睡眠呼吸障害等の各専門領域を持つスタッフが直接指導に当たります。特にEBUS-TBNA、EBUS-GSだけではなく、サーモプラスティや右心カテーテル検査も可能であり、最先端の手技が経験が出来る事も当科の魅力の1つと考えています。
また呼吸器内科では少ない睡眠呼吸障害・呼吸生理を専門とする教授もおりますので、睡眠ポリグラフ検査の生データ解釈方法、入院診療における呼吸管理、在宅NPPVの調整など、理論と実践を学ぶことも可能です(日本睡眠学会専門医)。
学位取得について
前述のように学会専門医・指導医が多く在籍しており、英語論文指導実績の豊富な医師がいる中で社会人大学院も併設しているため、学位取得も可能です。その際は、臨床を行いながら学位取得ができるメリットがあります。学位取得に資しては、病理学講座教授(呼吸器病理専門)のもと、臨床を行ないながら基礎的な研究も可能です。
お問い合わせ先
国際医療福祉大学医学部呼吸器内科 代表 坂尾 誠一郎
narita-konai@iuhw.ac.jp