第8回日本がん・リンパ浮腫理学療法学会学術大会で大会長賞を受賞しました
この度、2025年11月1日(土)~2日(日)に大宮ソニックシティホールで開催された「第8回日本がん・リンパ浮腫理学療法学会学術大会」で本学教員の岡道助教が「乳がん術後リンパ浮腫における筋質・筋機能と浮腫指標の関連 -超音波と体組成による罹患期間別の検証-」という演題にて大会長賞を受賞しました。
<受賞コメント>
この度は大会長賞をいただき、大変光栄に思います。本研究は、乳がん術後のリンパ浮腫患肢における筋の質的の変化を罹患期間別に検証した初めての研究であり、運動療法の作用機序を解明するための基礎的な位置づけとなるものです。
ご協力いただいた患者様、関連病院のスタッフの皆様、そしてご指導いただいた先生方に深く感謝申し上げます。リンパ浮腫領域における理学療法の研究はまだ限られている状況ですが、この成果が少しでもリンパ浮腫治療の発展に貢献し、多くの患者様の生活の質向上に繋がることを願っています。これからも引き続き研究を重ね、この分野の発展に寄与できるよう努めてまいります。
理学療法学科 助教 岡道