理学療法国際実習を開講しました
理学療法学科では、4年次に「理学療法国際実習」という選択科目を開講しており、2025年度は7名の学生が履修しました。2025年度で3回目の開講となる本科目は、過去2年と同様にシンガポールでの研修を行いました。シンガポール工科大学(SIT)の理学療法学科がホストとなり、SITでの講義や演習に参加したほか、シンガポールの病院、クリニック、高齢者施設などを訪問し、理学療法現場を見学しました。また、現場で働く理学療法士の方々とディスカッションを行い、日本とシンガポールの理学療法教育や理学療法制度について違いを学びました。すべてが英語という大きなチャレンジでしたが、参加した学生たちは積極的にコミュニケーションを取り、少しでも多くを学ぼうとする姿勢が頼もしく、印象的でした。
今回の経験を通じて、今後の理学療法士としてのキャリアにおいて幅広い視野を持ち、世界の人々の健康増進に貢献できる人材に育ってくれることを願ってやみません。
理学療法学科教員 牧原由紀子