本学医学部学生が教育スタッフとして「臨床英語セミナー」に参加
2025年3月22日 & 23日に本学赤坂キャンパスにて開催された本学乃木坂スクール「米国臨床留学のための臨床英語 2 日間集中トレーニング」に、本学医学部の学生16名が教育スタッフとして参加しました。
この臨床英語セミナーには、米国臨床留学に関心がある他大学の医学生や医師など合計18名が参加しました。
セミナーでは赤津晴子副学長、矢野晴美教授、押味貴之教授が講師を務めた他、本学医学部の学生16名(新3年生から6年生)がIUHW Medical English Fellow という教育スタッフとして、英語での模擬患者役、英語症例報告の個別指導、小グループでのケースディスカッションの指導などに従事しました。
参加者からは「英語、医学知識ともに学生の方々のレベルが非常に高く、刺激を受けた。」や「(IUHW Medical English Fellow の学生たちは)個人的な質問や相談にも丁寧に答えてくださって、とてもありがたかったです。ケーススタディでも、色々とアドバイスをくださったのが助かりました。」などの声が寄せられました。
また IUHW Medical English Fellow として参加した学生からも下記のような声が寄せられました。
「他の大学の学生と一緒に医療面接の練習をしてみると、早いうちから型を覚えていく大切さを再確認しました。他大学の学生さんたちは、知識はあっても効果的に質問を重ねていく方に苦労している方もいました。その点私たちは医学知識を得る前からアウトプットを重ねているので、大きなアドバンテージなのだと感じました。」(医学科新4年 上野城一郎)
「初めてのセミナー開催ということもあり、どのような方々が参加されるのか楽しみにしておりました。参加者の皆様は志が高く、英語でのディスカッションが弾み、非常に刺激的でモチベーショナルな時間でした。
他大学の学生とともに、英語そのものを学ぶのではなく、『英語で』医学を学ぶ機会はこのセミナーをおいて他にないかもしれない、であれば思いっきり楽しもう!という気持ちで過ごした2日間でした。」(医学科新5年 長谷川可季音)
本セミナーを企画した医学部医学教育統括センターの押味貴之教授は下記のように述べています。
「本セミナーは「社会に開かれた大学」として、本学医学部の先進的な医学英語教育を外部の医学生や医師の方々にも経験してもらうために企画されました。」
「またセミナーの教育スタッフとして参加する本学学生たちは "Learning by Teaching"「教育による学習」を通して、各自の臨床英語スキルをより高めることができました。」
「このような取り組みを通して、医師国家試験の高い合格率やTOEFL ITPの高い平均点だけでは測定できない、本学学生の持つ様々な能力が広く社会に認知されることを望んでいます。」