成田キャンパス

学科トピックス

オーストラリア海外研修レポート

2024.09.05

 今回の研修では、学生たちとともにオーストラリアを2週間訪れて、英語のスキルに加え、現地の医療制度について学びました。その中で、病院や高齢者施設の視察を通じて、異文化での医療や介護の現場を体験する機会を得ました。

 オーストラリアでは肥満が社会問題となっており、医療費の増加や介護者の負担が深刻化しています。私たちが訪問した施設でも、肥満に関連した合併症や介護の難しさが話題に上がりました。特に印象的だったのは、介護者の身体的負担を軽減するために、リフトや移動補助装置などの支援機器が広く導入されていた点です。これにより、介護者が労働災害を避けつつ、効率的にケアを提供している現場を見ることができました。学生たちにとって、この研修は異なる文化圏における医療や介護の現場を理解する貴重な経験となったと思われます。

理学療法学科 助教
後藤 圭介

  • 介助用リフトを使用している様子
  • 病院食の製造過程を見学

  • グリフィス大学の前で
  • ゴールドコースト・プライベート病院の前で