本学医学部6年生、第11回日本アレルギー学会関東地方会で
優秀発表賞受賞
6月1日(土)、東京・秋葉原コンベンションホールにて、第11回日本アレルギー学会関東地方会が開催され、本学医学部6年生の山下碧望さんが「ヒノキ花粉症と舌下免疫療法に関するアンケート調査(第3報)」を発表し、優秀発表賞(Excellent Presentation Award)を受賞しました。
山下さんは医学部の学生研究課外活動として、本学医学部耳鼻咽喉科学の岡野光博教授が中心となって全国の多くの施設と共同で実施している「舌下免疫療法とヒノキ花粉症に関する実態調査」の解析を行いました。2023年に集積された1,200例を超えるデータを自身で入力・解析し、スギ花粉を用いた舌下免疫療法を受けた患者の約40%ではヒノキ花粉飛散期に舌下免疫療法の効果が減弱するなどの知見を得ました。
日本アレルギー学会関東地方会の役員からは、「学生のうちに大規模な疫学調査に参画し、結果をまとめたのは素晴らしい」などのコメントをいただきました。また、山下さんは今回の受賞にあたり、「学会発表という貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました」とコメントしています。
なお、12月14日(土)、今回と同会場の秋葉原コンベンションホールで開催される第12回日本アレルギー学会関東地方会は、岡野教授が会長を務める予定です。