成田キャンパス

学科トピックス

理学療法学科の海外系授業⑤
―理学療法国際実習報告会―

2023.12.12

 これまで、本学理学療法学科の海外系授業について、①~④の記事で紹介してきました。今回の記事では、海外系授業の集大成でもある④4年次の「理学療法国際実習」について、参加した学生が報告を行ったので、報告会の様子を⑤として紹介します。
 ④の記事に書いた通り、理学療法国際実習は4年次の9月に開講しました。8名の学生が参加し、シンガポール工科大学(SIT)での講義や実技演習に参加すると共に、シンガポールの高齢者施設や個人クリニックを訪問しました。10日間に渡る色濃い実習の内容を帰国後にまとめ、11月の学内報告会で報告しました。
 理学療法国際実習では、以下の4点を科目の到達目標として掲げました。そして実習は事前学修→現地での実習→事後学修(実習中にまとめる)→報告会という流れで進行しました。報告会では到達目標それぞれについて、事前学修、実習、事後学習で得た知識や経験をまとめ発表を行いました。

Course Goals
Students who complete this course successfully will be able to:

  • Explain the basics of health care and welfare system in Singapore
  • Explain the basics of physical therapy system in Singapore
  • Explain the differences of physical therapy system between Singapore and Japan
  • Analyze pros and cons of physical therapy practice currently delivered in Singapore and Japan
  • Suggest what need to be included in the Japanese physical therapy system to establish the direct-access to physical therapists

 また、現地で体験した文化、シンガポールの学生さんとの交流、海外に滞在するにあたって困ったこと、英語でのコミュニケーションについても発表しました。実体験に基づく発表内容であったためリアリティに溢れ、とてもよい発表になりました。下級生からもいろいろな質問があり、それに答えることでさらなるまとめの機会にもなったと思います。

 本学における一連の海外系授業は、この報告会を持って終了となります。今年度に初めて理学療法国際実習が開講となり、一通り終えることができました。次年度に向け、さらに充実した実習が可能となるよう準備を進めていきたいと思います。

 最後に今回の報告会に参加した学生からのコメントを紹介します。

<理学療法学科4年生 小川莉央さん>
 理学療法国際実習では現地で得た新たな知見を、発表を通して他の学生と共有しました。
 この実習を通して、日本とシンガポールの医療・文化の違いや他国の学生と交流を図るなど、中々経験できない貴重な経験を得られました。是非この発表を通し、海外への興味や講義受講のきっかけになれる発表ができていればと思います。


理学療法国際実習報告会の様子

成田保健医療学部 理学療法学科 准教授
牧原 由紀子