日本医療検査科学会 第55回大会でJACLaS Award I 2023を受賞
成田保健医療学部 医学検査学科4年 ジャラガルサイハン サロールフナンさん(Jargalsaihan Saruulkhunan)(留学生 モンゴル出身)が日本医療検査科学会 第55回大会(2023.10.6-8開催:パシフィコ横浜)でJACLaS Award I 2023 優秀演題賞(学部生部門)を受賞しました。
研究課題:「ストレス環境がHelicobacter pylori OMVに及ぼす影響」
JACLaS Award I は、臨床検査を学修する学生・大学院生の研究を表彰するもので、優秀な研究発表に贈られる賞です。
サロールフナンさんは指導教員(竹内啓晃教授)のもとでピロリ菌感染が全身性疾患の発症リスクになる機序の一部を明らかにし、特に、ピロリ菌が放出する細胞外小胞に注目した先駆的な内容となりました。これにより胃内感染ピロリ菌が胃外疾患発症に関わる具体的な機序が見えてきました。
受賞したサロールフナンさんは表彰状と盾を手に、先生方や先輩方の支援があっての受賞だと感じています。大変光栄です。今後はこの研究がゴールではなく引き続き研究や勉強を続けていきます。可能であれば大学院に進学したいです、と抱負を語りました。
この賞の受賞は学部生の間という限られた期間に、自身の研究が認められるという大学生活の中でも貴重な瞬間になったと思います。サロールフナンさんおめでとうございます。