卒業生 達磨の目入れ会を開催
6月上旬、今年卒業した4期生の有志が集まり、国家試験全員合格が叶ったことのお祝いと感謝の意をこめて達磨の目入れ会を行いました。
まず、集まった卒業生に一人一言ずつ近況報告をしていただきました。既に理学療法士免許が手元に届いており、臨床現場で自身の担当患者を受け持ち始めたという方が多く、「国家試験勉強の時よりも大変」といった声や「講義や実習で学んだ症例よりも複雑な病態の方が多い」という声が挙がり、実際の臨床現場の難しさを実感している様子でした。しかし、新しい環境に慣れ、少しずつ色々な仕事を任せてもらえることに、やりがいと責任感を感じている様子も見られました。
近況報告の後は、全員で達磨に目入れを行いました。達磨の右目に一人ずつ目を塗り重ねていき、目入れ完了後に全員で記念撮影を行いました。その後は教員と卒業生で昼食を兼ねた懇親会を開催しました。在学時代の懐かしい話や、臨床現場での相談など、様々な話題が飛び交い、時間を忘れて楽しむことができました。また1期生や2期生など本学科の先輩卒業生達が臨床の指導者を担当してくれているといった声も聴かれ、懐かしさと頼もしさを感じることもできました。
目入れをした達磨は、しばらくの間、理学療法学科のフロアに飾り、年末に供養に行く予定です。今回、参加できなかった卒業生の方も、キャンパスの近くに来た際には是非立ち寄ってだるまを見に来てください。その際は、懐かしい話に花を咲かせましょう。
成田保健医療学部 理学療法学科 講師 竹内真太