成田キャンパス

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地域公開講座「あそびと発達(運動発達と手の機能の発達)」を開催しました

2022.12.05

   成田保健医療学部理学療法学科では、主に、「高齢者」、「スポーツ」、「こども」をテーマとして、年3回程、地域公開講座を開催しています(成田市後援)。今回は、理学療法学科教員"こども"班が、『あそびと発達(運動発達と手の機能の発達)』をテーマに、大人向けの講演とこども(3歳〜小学生)向けのイベントを同時に行いました。
 講演は、ヒトの中枢神経や反射や運動機能がどのような過程を経て発達し、歩けるようになるのか、手で道具を操れるようになるのかについて、また、ボール投げを例にして、こどもがどのように動作を学習していくのか、そして、それを援助する方法などについて解説しました。こども向けイベントは、学生ボランティア(留学生も多数参加しました)と一緒に、折り紙、あやとりなどを題材に、様々な形で手を使うあそびを体験し、また、紙ひこうきと紙てっぽうを作り、投げる(飛ばす・鳴らす)動作の練習をした後、紙ひこうきを遠くに飛ばす大会、紙てっぽうを大きく鳴らす大会を行いました。イベントの最後には、参加してくださったこどもさんの表彰式を行いました。
 こどもさんたちは、終始、楽しそうな表情であそびに集中されていました。講演を聞かれた方からは、「こどもがお兄さんやお姉さんと一緒に遊んでもらって、楽しそうに遊んでいたので大変良かった。」「今後の子育てにも役立てていくことができそうで、とても楽しかった、参加して良かった!」「産前にこの話が聞けたら、とてもプラスになると思う、もっと早く聞きたかった。」「この話を基に成田市の保育所の巡回相談などされると良いと思う」など、たくさんのご意見をいただきました。
 こどもさんたちの楽しそうな表情・嬉しそうな表情をたくさん見ることができ、また、講演を聞かれた方々から、ご好評をいただくことができ、開催した教員もボランティアの学生も、大変嬉しい思いをさせていただきました。

理学療法学科 教授 富田 浩



    学生と一緒に折り紙や新聞紙で遊びました


    作成した紙飛行機を遠くに飛ばす大会を行いました


    保護者には発達に関する講演をしました