成田キャンパス

学科トピックス

本学学生団体「IUHW パントリー」によるボランティア活動で食品や文具などを寄贈

2022.09.11

 7月26日、ボランティアサークル「IUHWパントリー」で集まった寄付金12,961円、食料品450点(うち349点は寄付金12,961円で購入)、文房具等94点を社会福祉法人成田市社会福祉協議会へ寄贈致しました。本学で2度目の開催となる「Food Drive」は、本サークルが企画・実施をしたもので、成田キャンパスの学生・教職員を対象に寄付を募りました。コロナ禍で思うように活動をすることができない期間もありましたが、ポスターやメール、SNSなど様々なツールを駆使し告知を行い6日間で今回の品々を集めました。成田市社会福祉協議会の担当者の方からは「ご寄付いただいたお一人おひとりのお気持ちに感謝いたします。」と感謝のお声をいただきました。
 今回の活動で集まった品は、成田市社会福祉協議会が開催する『第3回フードパントリーなりた』(7月30日)で無料配布されました。
 配布の対象は、ひとり親世帯とコロナの影響による減収世帯ですが、参加世帯の困窮の背景は一人親世帯40%、コロナの影響による減収世帯60%ということでした。

 今回の活動について、IUHWパントリー代表の田中優樹さん、白壁駿さん、三間丈瑠さんに聞きました。

■今回で2度目の開催となりましたが、改善点は見つかりましたか。
 1回目の開催は学生有志としての活動でしたが、今回はサークルとしてより多くの人数を迎え入れ、新体制で望むことができました。しかし、1回目のときよりも先生や学生への周知が足りていなかったと思います。また、コロナ禍で対面活動が制限され、思うように活動ができませんでした。今後もこのような事が起こりうると思いますので、その時にはどう対処していくかが課題となります。

■コロナ渦での活動として工夫した点を教えてください。
 対面活動がなかったため、この活動をしているということを広めるのが難しく遅れてしまいました。できる範囲でSNSを通じて生徒に告知したり、先生方へのビラ配りなどを励みました。

■次回の活動について抱負を教えてください。
<三間丈瑠>
今回はコロナがおさまってきたと思った最中、再びコロナにより活動が制限されてしまいました。食品を必要としている人は少なくなるどころか更に苦しい状況に立たされていると思います。これからもこの状況がどうなっていくかわかりません。コロナの状況に左右されずに食品が集まるように、特に周知の面で改善したいと思います。ビラ配りをより多くの人にしたり、もっと皆さんに関心をもっていただけるように伝え方を工夫したり、自分たちにできることをしぼりだしたいと思います。今回協力してくださった方ありがとうございます。また次回、皆さんの協力が必要です。お待ちしております。

<白壁駿>
今回の活動から有志団体からサークルに変わりました!これからはIUHWパントリーとして活動していきます。よろしくお願いします。活動内容は、学校で寄付してくださった食品・日用雑貨を他の団体に寄付するという意味のフードドライブなのですが、困っている方々に寄付するというフードパントリーという言葉を皆さんに覚えていただきたいため、この名前にさせていただきました。
サークルになったことで、多くの方々とこのフードパントリーを運営しましたが、役割分担がうまく行かなかったのは、個人的な問題点です。なかなか対面での活動もできなかったので、企画の準備などを教えることがあまりできず、色々思うように活動できませんでした。また、急遽、コロナによる活動制限などもありました。それでも多くのご寄付をいただきました。ありがとうございます。今回参加してくださった方もできなかった方も次回のフードパントリーに参加してくださると嬉しいです!

<田中優樹>
新体制となって以降初めての実施でした。思うようにいかないことは多くありましたが、その中でも協力してくださった皆さん、寄付してくださった皆さんには感謝しております。
今後は、多くの方々にこの活動を知っていただきたいです。ボランティア活動を自分から動いて参加するのには抵抗があったりハードルが高い思われる方もいらっしゃると思います。ですが、何か自分の身の回りで余っているものや寄付してもよいと思うものがありましたらぜひ寄付していただけますとありがたいです。僕らが責任をもってそれらを届くべき人にお届け致します。また、活動メンバーの役割分担や活動体制についてはまだまだ見直していくべき点が多くありますのでそれらを克服していきながらより発展的に活動していきたいです。
今後ともみなさんのご協力が必要です!よろしくお願いします!