成田キャンパス

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市川副学科長に厚労大臣表彰

2022.08.15

 診療放射線技師の全国組織「日本診療放射線技師会」(JART、上田克彦会長)が今年で創立75周年を迎え、記念式典が東京・大手町の経団連会館でこのほど開かれました。この席上、成田保健医療学部放射線・情報科学科の副学科長を務める市川重司教授が、「診療放射線技術の向上発展に寄与した」として、厚生労働大臣表彰を授与されました。
 市川教授は、東京都診療放射線技師会の理事を2002年から約20年間務めてきました。表彰状を手にして、市川教授は、「自分ひとりの力ではなく、多くの方から協力や指導を頂いた賜物。今後も本学の教育に経験を生かしてゆきたい」と抱負を述べています。
 JARTの前身である日本放射線技師会は、診療エックス線技師国家資格の創設に向けて1947年7月に発足しました。記念式典で、JART会長としてあいさつした本学の上田克彦教授(放射線・情報科学科長)は、結核対策の中で国家資格が生まれ、現在もコロナ感染症の診療を担う業界の歴史を振り返り、「これからも看護など幅広い領域の職種との連携を推進し、チーム医療の一員として日本の医療に貢献したい」と述べました。
 記念式典では、さらに本学の鈴木康裕学長が「日本の医療の将来」と題して記念講演し、業務の拡大や質の向上、さらに多職種連携の推進など診療放射線技師が今後進むべき道について語りました。