成田キャンパス

学科トピックス

第63回「日本小児血液・がん学会学術集会」(オンライン)にて活動実績の発表をしました

2021.12.08 ~学会発表は自己研鑽の場となりました~

「ホスピタルフレンズ」(部活動)は、入院患児やきょうだい児に対する支援をしており、コロナ禍の2020年度からは対面からオンラインへ切り替えて活動しています。私たちの活動を受け入れ、サポートしてくださっている病院の先生方から学会発表のご提案いただき、本学の先生方のご指導のもと準備を進めました。学会では活動実績を報告し、オンラインの特性により可能となったボランティア活動の新しい形態と今後の課題について考察しました。

■発表のテーマ、概要
COVID-19パンデミックの影響で、本学部活「ホスピタルフレンズ」は入院患児やきょうだい児に対する支援活動を対面からオンラインへ切り替えました。今回の学会ではその活動実績を報告し、オンラインの特性により可能となったボランティア活動の新しい形態と今後の課題について考察しました。

■学会発表に至ったきっかけ
ホスピタルフレンズの活動を受け入れ、サポートしてくださっている各病院の先生方に(オンラインでのボランティア活動はあまり前例がないということで)学会発表をご提案いただき、発表に際しては顧問の赤津先生をはじめとする本学の先生方にご指導をいただきました。

■発表のテーマについての今後の展望
今後は、医学生・医療者・患児のそれぞれの視点から、患児・きょうだい児に対する支援活動の意義や効果を調査したいと考えております。

■学会発表において、努力した点、工夫した点
オンライン支援活動の開始にあたっては、病院側と何度も話し合い、様々な課題を解決していかなければなりませんでした。学会発表に際しては、活動の様子が伝わりやすいように構成やスライドを工夫しました。医学生として生涯学習の重要性を常日頃から感じていますが、このように自主的に課題を見つけ解決していくことはまさにアクティブラーニングであり、私にとって自己研鑽の場になっていると感じております。

(山田 真萌 医学部医学科2年)