ベトナム人IUHW奨学生、言語聴覚士となり帰国
IUHW奨学生として言語聴覚学科で学び、今春、優秀な成績で卒業したホアン・フック・ティエン・ホアン君がベトナムに帰国しました。
ホアン君は、2016年の成田キャンパス開設と同時に言語聴覚学科に留学しました。来日当初、全く日本語を話せませんでしたが、日本語別科、国際室の教職員の支えにより、みるみる、日本語能力が向上し、2年目からは授業や試験など、他の学生と同じように日本語で学業に臨むことが可能となりました。2021年3月、無事に言語聴覚士国家試験に合格しました。
恐らく、ベトナム人として、初の事例かもしれません。コロナ禍でベトナムへの帰国が困難な状況となっていましたが、この度帰国となりました。ベトナム帰国後は、ホー・チミン市内のNGOに所属し、臨床に従事すると同時に、ベトナムと日本の架け橋となって活動する予定です。ホアン君のベトナムでの活躍を学科教員一同、心より祈念します。頑張れ、ホアン君!。