成田キャンパス模擬患者の会、2021年度の新規入会説明会を実施
医学教育に欠かせない「医療面接」のトレーニングで、患者役を演じて頂く方を確保するため、成田キャンパス模擬患者の会に新規入会のお申込みをいただいた方を対象とする説明会が、10月18日、医学部内で行われました。
この日は現役のベテラン会員8名に加え、新たに入会を検討しておられる7名の方が参加。冒頭、吉田素文副学部長が模擬患者の目的や役割、将来の医師を育てる上での重要性について分かりやすく説明しました。続いて、本学教員が患者役、学生役となって、模擬の医療面接を実演。そのうえで、グループに分かれての対話が行われ、入会検討中の方から模擬患者となることへの不安や不明な点が述べられると、現役会員の方から経験談をまじえたアドバイスが示されていました。
模擬患者は「学習者の教育のために一定の訓練を受けて、実際の患者と同じような症状や会話を再現する役割を演じる人」のことを指します。本学では年に数回の講習会を受けて、医学部の授業や実技試験に参加していただく予定です。