令和3年度成田キャンパス 成翔祭および保護者懇談会・個別相談会の開催
新型コロナウィルス感染の拡大による緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置により、
様々な社会活動が制限されてきた中、成翔祭実行委員会および所掌課等との間で感染予防対策を講じることとし成田キャンパスの成翔祭が10月9-10日に開催されました。今年度、オンライン開催とはなりましたが、その特性を活かした企画やプログラムで盛況でした。日頃、学修に打ち込む学生の姿と成翔祭における学生ならではの楽しんでいる姿を重ね、微笑ましい印象を受けました。
理学療法学科の企画(公開講座)では、富田浩教授がオンラインにて「こどもの理学療法」を紹介しました。こどもの粗大運動(すわる,立つ,歩くなど)の発達について、こどものライフステージ(新生児期,乳幼児期,学童期など)と各ライフステージにおける理学療法の目的をわかりやすく解説しました。こどもが月齢・年齢を重ねるとライフステージ(例えば,生活そのものや生活圏など)が変化し、その都度、新たな課題が現れるため、その時々での理学療法の必要性と目的について解説されました。また、こどもの理学療法(士)の仕事として、病院(新生児集中治療室)、保健センター(発達相談、こどもの運動発達の確認と必要な運動や遊びの指導など)、保育所(こどもの身体と運動発達のチェック、保育士に対する相談業務、意見交換)などの例を実際に行なっている理学療法の内容や指導内容などを含めて紹介されました。
10月10日(日)13時からは、理学療法学科における保護者懇談会をオンラインにて開催いたしました。また、保護者懇談会後の個別相談では、保護者の方と教員にてオンライン上で日頃の学生の様子や相談などコミュニケーションを取りながら対応させていただきました。
成田保健医療学部 理学療法学科 教授 齋藤 正美