医学検査学科の河野弥季助教が日本臨床化学会の論文賞を受賞
本賞は昨年1年間に臨床化学誌またはAnnals of Clinical Biochemistry 誌に発表された論文から1名が表彰される栄誉ある賞です。本論文の内容は、グリセロール脱水素酵素とWST-8という色素を用いて中性脂肪の測定法を開発したものです。この方法はこれまで不可能であった非常に低濃度の中性脂肪を測定する性能を持っており、現在問題となっている冠動脈疾患の早期発見に寄与できる可能性が示されています。
(成田保健医療学部 医学検査学科長 教授 長沢光章)