小渕千絵教授 2020年4月、大田原キャンパスより異動
約20年間続けてきた聴覚情報処理障害(APD)の研究をメディアに取り上げてもらっています。
約2年前からAPDの症状を抱える方の訴えがSNSに投稿され、それをきっかけに研究内容をメディアに取り上げてもらえるようになりました。APD関係の論文を約15年前に書いた頃には、論文が不採択になることがありましたが 、今は海外に投稿しても認めてもらえるようになりました。海外の研究者からも共同研究のお誘いがくることもあり、ちょうど一昨日はトルコの先生からもメールを頂きました。
地道にコツコツと研究を続けていると、思わぬきっかけから日の目を見ることもあるので、努力はとても大切です。今後も、APD症状を抱えている方々のための支援を考えていきたいと思っています。皆さんも努力を怠らずに頑張ってください。
(成田保健医療学部 言語聴覚学科 教授 小渕 千絵)