オンライン講義（ICT教育）について
新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言を受け、全国でも多くの大学が手探りの中、オンライン講義（Information and Communication Technology＝情報通信技術教育）を実施しています。本学もその一つの大学です。本学では3月末より1か月弱の準備期間を経て、4月下旬にオリエンテーションを実施し、前期授業開始から早3週間が立ちますが、学生の能動的な協力もあり、大きな問題なく進んでおります。
現在のICTの発達状況に感謝しつつ、本学科では、対面授業での強みであったアクティブラーニングの一環のグループワークをオンライン授業でも積極的に取り入れております。1年生も同期との初めての対面がオンラインになってしまいましたが、徐々に輪を広げているようです。残念ながら臨床実習の機会を奪われてしまった4年生に対しても、模擬症例を各学生が検証し、教員による口頭試問を実施しています。昨年度、検査実習に行ってきた3年生も、グループで教員を交え、実習で経験したことを深めていく学修を行っています。
今後も、質を落とすことなく、オンライン講義でも学生の学びの場を提供できるよう、教員共々、学びの足を止めず、トライアンドエラーをしながら、学科・全学で協力しあっていきます。今こそ、ICTを駆使する時だと思います。
（成田保健医療学部 理学療法学科 助教 青木 章乃）
