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本学医学部2期生 TOEFL ITP の平均点が入学時から「43点」のスコアアップとなる「554点」到達

2020.01.17 国際医療福祉大学医学部2年生(2期生)が1月10日に受験した TOEFL ITP の平均点が「554点」となり、入学時の平均点511点に比べて「43点」のスコアアップとなりました。

本年度2年生の53%の学生が英語圏の大学留学に必要な中上級レベル(CEFR B2 Level)のスコア543点以上を獲得し、残り47%の学生も全員が中級レベル(CEFR B1 Level)のスコアである460点以上を獲得しました。

本年度2年生のうち日本人学生の平均点は547点 (+45点)、留学生の平均点は605点 (+31点)となりました。Section 1 (リスニング) の平均点は56点 (+6点)、Section 2 (文法) の平均点は54点 (+3点)、Section 3 (リーディング) の平均点は56点 (+4点)となりました。

また本学医学部3期生である1年生も同日に受験した TOEFL ITP の平均点が552点(+30点)となり、本学開学以来、1年生は3年連続で「30点以上」のスコアアップを達成しました。

本学は国内外で活躍できる高い診療能力を持つ医師を育成するために革新的な医学教育を実施しており、6年次に4週間以上の海外実習を必修化しているほか、5年次には米国医師免許試験(USMLE)のStep1を推奨しています。1年次から基礎医学を英語で教育するほか、1年次には必修科目として240時間、選択科目として180時間、合計420時間の英語の授業を実施し、週2回のUSMLE対策セミナーも実施しています。2年次にはこれに加えて120時間の必修科目である医学英語で、「病歴聴取」「身体診察」「患者教育」「症例報告」「論文読解」「論文執筆」「口頭発表」といった高度な医学英語スキルを習得します。

国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 TOEFL事業部 2017年6月調べによると、日本の医学部の平均点は483点ですので、本学医学部1・2年生はこれを大幅に上回り、国内トップクラスの英語力を有していることが示唆されます。

医学教育統括センターの押味貴之准教授は「『英語で医学を学ぶ』という本学のカリキュラムは大変厳しいと言えますが、その分実践的な英語力を獲得することができます。実際に本学2年生は厳しいこの2年間のカリキュラムを通して、全員がB1レベル以上の英語力を獲得しました。このように本学ではたとえ入学時の英語力が低くても、強い学修意欲さえあれば入学後の2年間で海外臨床実習に必要な英語力を獲得することが可能です」と話しています。