【学外授業】成田フットボールクラブでウォーミングアップ指導
12月22日、成田市立玉造小学校で本学科3年の先端スポーツ理学療法の学外授業を実施しました。国際医療福祉大学市川病院のリハビリテーション室室長で、本学理学療法学科の臨床教授でもある齋藤義雄理学療法士がコーチを務める成田フットボールクラブ(小学1年生)の元気いっぱいな選手に対してウォーミングアップ指導を行い、練習にも参加しました。参加した6人の学生は、将来、理学療法士や指導者としてスポーツ領域で活躍したいと考えています。学生は齋藤先生の講義でのアドバイスをもとに、オリジナルのウォーミングアップを考案し、実践に臨みました。
■理学療法学科3年 鈴木 博也
今回、成田フットボールクラブの小学1年生を対象にバランストレーニングを指導する機会をいただきました。小学生との交流を通じて、自分たちが普段学んでいる、病院や介護保健施設の患者さんとの接し方とは違った関わり合いを体験することができ、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。この経験を生かして、将来は、理学療法士として地域の人々との関わりを大切にしていきたいと思います。
■理学療法学科3年 東 卓実
今回、成田フットボールクラブの小学1年生と一緒に練習に参加させていただきました。練習の中で、私たちが考えた練習メニューを子どもたちと一緒に実施しましたが、そこで私は、人に自分の考えを正しく伝える難しさを改めて知りました。理学療法の現場でも、もっと人とのコミュニケーションを学ばなければならないと思いました。この学外授業を通して学んだことを今後の学修に生かしていきたいと思います。
■国際医療福祉大学市川病院 リハビリテーション室室長・
理学療法学科臨床准教授 齋藤 義雄
私がボランティアで関わる少年サッカーの指導実践をみて、学生たちは何を感じたでしょうか。理学療法士として「心・技・体」のどの部分に、どのように介入していくか、少しでもヒントになれば幸いです。今後の皆さんのご活躍を期待しています。これからも、学内で学んだ知識と技術を現場で生かせるこのような機会を積極的に設けたいと思います。選手の皆さん、関係者、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
(成田保健医療学部 理学療法学科 准教授 井上 由里)