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本学医学部1年次 TOEFL ITP の平均点が2年連続で「30点以上」のスコアアップ達成

2019.02.08 国際医療福祉大学医学部1年生が1月26日に受験した TOEFL ITP の平均点が544点となり、英語圏の大学留学に必要な中上級レベル(CEFR B2 Level)のスコア543点を超えました。

昨年4月の平均点511点に比べて33点のスコアアップとなり、本学医学部1期生が昨年度に達成した32点のスコアアップに引き続き、2年連続で30点以上のスコアアップを達成しました。

本年度1年生のうち日本人学生の平均点は538点 (+35点)、20人の留学生の平均点は581点 (+24点)となりました。Section 1 (リスニング) の平均点は53 (+4)点、Section 2 (文法) の平均点は55 (+3)点、Section 3 (リーディング) の平均点は57 (+2)点となりました。

また本学医学部1期生である2年生も同日に受験した TOEFL ITP の平均点が553点となり、昨年度からさらに2点のスコアアップを達成しました。

本学は国内外で活躍できる高い診療能力を持つ医師を育成するために革新的な医学教育を実施しており、6年次に4週間以上の海外実習を必修化しているほか、5年次には米国医師免許試験(USMLE)のStep1を推奨しています。1年次から基礎医学を英語で教育するほか、1年次には必修科目として240時間、選択科目として180時間、合計420時間の英語の授業を実施し、週2回のUSMLE対策セミナーも実施しています。2年次にはこれに加えて120時間の必修科目である医学英語で、「病歴聴取」「身体診察」「患者教育」「症例報告」「論文読解」「論文執筆」「口頭発表」といった高度な医学英語スキルを習得します。
国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 TOEFL事業部 2017年6月調べによると、日本の医学部の平均点は483点ですので、本学医学部1・2年生はこれを大幅に上回り、国内トップクラスの英語力を有していることが示唆されます。

医学教育統括センターの押味貴之准教授は「本学ではたとえ入学時の英語力が低くても、学修意欲があれば入学後の2年間で海外臨床実習に必要な英語力を獲得することができます」と話しています。