2年生「検査実習」奮闘中!
理学療法学科の2年生は、10月4日からキャンパス近隣の病院・施設のご協力のもと検査実習に取り組んでいます。この実習は、理学療法評価に不可欠な検査・測定を経験することが目的です。
従来の実習形態とは異なり、後期授業期間中は隔週水曜日に学生2人1組で実習施設へ行き、合計5日間の実習を経験します。実習のない水曜日は、学内で「PTスキルⅡ演習」という演習科目に参加します。つまり、学外施設での実習と演習を繰り返すのです。学内演習は、学生が実習中に理解しきれなかったことを大学へ持ち帰って解決するという振り返りと、実習中の経験を各々が持ち寄り、共有し、ともに学ぶことを目的としています。ひとりの学生が実習中に経験できることは限られますが、別の学生の経験を共有することでより多くの事柄を学ぶことができます。学生は自身が経験したことやわからなかったことが演習内容になるため、それぞれが積極的に取り組んでおり、皆で共有し、皆で解決することで次の実習に自信をもって臨むことができます。教員も実習中の学生の動向、悩み、理解度を知ることができます。
臨床現場の先生方には、本学科の実習形態および内容についてご理解ならびにご協力いただき、感謝申し上げます。本学科ではこのような先駆的な取り組みを実践するなかで、実習施設と大学が互いに協力しながら、より良い学生教育をめざしていこうと考えています。引き続きご支援のほどお願いいたします。
(成田保健医療学部 理学療法学科 講師 志村圭太・助教 澤龍一)