「福祉避難所シミュレーションゲーム」の取材について
7月10日(月)に、NHK第1のNHKジャーナルという番組で、理学療法学科の町田和講師がインタビューに答えました。報告は以下の通りです。(下記URLから実際のラジオ番組を聴くことできます)
http://www.nhk.or.jp/r1/journal/player/170710-4.html
*5:38より後ろになります。氏名の名の間違えについては双方で了承しています。
(以下、町田先生のコメント)
今回、昨年度から学内研究で様々な方に協力していただき開発している「福祉避難所シミュレーションゲーム」をNHKジャーナル「防災ゲーム最前線」で取り上げていただきました。
今年の5月、6月に災害時に福祉避難所となる鎌倉養護学校にて実際に教職員や地域の方を対象にゲームを実施し、その様子が放送されました。災害時、要配慮者となる高齢者や障害児者が安全に生活できるように市町村が開設するのが、福祉避難所になります。生活を送る上で多くの問題を抱えている避難者を施設内にどのように配置していくのか、現在ある備品で対応が可能なのか、様々な問題や対応を迫られた時にどのように対処していくのかを実際にゲームを通して体験していきます。
ラジオの取材者から「今後どのように活用していきたいのか」をインタビューで質問されましたが、私自身の想いをうまく表現できなかったように思います。しかし、今後も災害時要配慮者となる高齢者や障害者のために平時から減災防災に取り組めるような研究を継続していきたいと思います。機会がありましたら、皆さんもぜひ体験してみてください。
(成田保健医療学部 理学療法学科 准教授 糸数昌史)