西田裕介学科長と河野健一講師が韓国で開催の学術大会に参加
2017年7月14日~16日に韓国のEulji Universityで開催された22th International Meeting of Physical Therapy Science(大会長MyungChul Kim: Eulji University)に理学療法学科の西田裕介教授と河野健一講師が参加し、ポスター発表をしました。
<研究タイトル>
・西田裕介「Relationship between the lower leg circumference and physical activity in elderly people.」
・河野健一「Comparison of effectiveness of intra-dialytic exercise on solute remove in Japanese hemodialysis patients.」
今回の学会では、「健康寿命を伸ばすための理学療法士の役割: The necessity of expanding the role of Japan and South Korea physiotherapy area for the Successful Aging Health」をメインテーマに題し、後期高齢者や要介護者の増加といった日韓の共通する問題点に対する理学療法士の役割について、特別講演や多くの研究報告がなされました。
従来からの障害を負った後の治療的理学療法にとどまらず、老年症候群に関連する心臓血管疾患、代謝疾患、認知症、運動器疾患に対する予防的理学療法の重要性を多国間で共有することができました。
また、韓国の学生が数多く研究発表をしていた点が印象的でした。韓国ならびにEulji Universityは、成田キャンパスの必修科目である海外保健福祉事情Ⅱにおける海外研修先でもあります。本学科の学生も、研修や学生間交流を通して多くの刺激を受けてくれることを期待しています。
(理学療法学科 講師 河野健一)