リハビリテーション総会にて西田学科長が講演を行いました。
5月7日(日)、本学大学院青山キャンパスにて「第9回東京・熱海・千葉地区リハビリテーション総会」が開催されました。本総会は、栃木地区を除く関東圏のグループ関連施設・大学間の相互理解を深めることを目的に毎年開催されており、本年は山王病院、国際医療福祉大学三田病院、同熱海病院、化学療法研究所附属病院、新宿けやき園の5施設のセラピストと、大田原・小田原・成田各キャンパスの大学教員を含む総勢176名が参加しました。総会は丸山仁司副大学院長の挨拶で開会し、教育研修講演、専門領域講演、研究発表、症例検討が行われました。
教育研修講演では、成田キャンパス理学療法学科の西田裕介学科長より「リハビリテーション職種におけるキャリアアップと大学院教育」というテーマでご講演いただきました。臨床や研究と同じく、キャリア形成においても「なにが」・「なぜ」と自問自答することが重要だとお話くださいました。
専門領域講演では理学療法・作業療法・言語聴覚療法の各分野の先生方からご講演いただき、興味深いお話を伺うことができました。研究発表19題、症例検討27題の発表が各施設のセラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)により行われ、発表者と参加者との間で活発な質疑応答が行われました。
閉会時には、角田亘医学部リハビリテーション医学講座主任教授より、本年度開学した医学部についてご説明をいただきました。各担当者や諸先生方の御協力のもと、本年度のリハビリテーション総会も盛会のうちに閉幕しました。
(化学療法研究所附属病院リハビリテーション室 佐野充広、保坂亮)