11月市民公開特別講座を開催 キヤノンメディカルシステムズの瀧口社長が講演
キヤノンメディカルシステムズ社長兼キヤノン株式会社副社長執行役員の瀧口登志夫氏が11月6日(水)、成田キャンパスで開催された市民公開講座で、「Made for Lifeに込めた思い」をテーマに講演を行いました。
「Made for Life」はキヤノンメディカルシステムズの経営理念を象徴するスローガン。キヤノンメディカルは、 CTシステムやMRIシステムなど医療用機器の開発・製造事業を展開しており、瀧口社長は医療・健康・福祉分野で人々の健やかな生活 の実現をめざし、「いのち」と向き合う思いを語りました。
主な内容は①キヤノンメディカルの事業概況②メディカル事業の歴史と戦略③現在の医療環境と医療機器の発展。キヤノンメディカルの歴史を振り返りながら、「最適な医療のために必要な情報をお届けすること」をミッションに、現在は世界190の国と地域へ医療機器を販売している実績などを踏まえ、次世代のCT、MRIは高精細形態画像、動態画像、機能画像が重要となると指摘。今後は「バイオテクノロジー領域の参入で医療の進化に貢献する」ことを強くアピールされていました。
しめくくりに作詞家・永六輔の言葉「のれん と しにせ」を紹介。「守るべきものは守り,変えるべきものは変えていくことが大切」と強調しながら、「国際医療福祉大学とも、この精神で一緒に新たな医療の世界に貢献していきたい」と述べました。
一般市民とともに、成田キャンパスの医学部生や放射線・情報科学科生、教員も多く聴講していました。