成田キャンパス

お知らせ

NEWS

先輩と直接触れ合う企画が盛況、医学部、成田看護学部、成田保健医療学部のオープンキャンパス(8月20日)で

 初秋を感じさせるさわやかな気候のもと、成田キャンパスで8月20日、3学部(医学部、成田看護学部、成田保健医療学部)と来春開設予定の介護福祉特別専攻科によるオープンキャンパスが開かれ、またも1500名を上回る高校生や保護者の皆様にご来場いただきました。
 今回は、8月7日のオープンキャンパスで好評だった在学生とご来場の方々が触れ合う機会がさらに広がり、本学での学びやキャンパスライフを紹介する活動が先輩たちの手で多数行われました。

 医学部では、3年生を中心とした現役の医学生が、人工呼吸や胸骨圧迫などの指導役を務め、広いBLS室で実際にシミュレーターを使って高校生らによる一次救命処置の体験企画が実施されました。本学の誇る世界最大規模の医学教育シミュレーションセンター(SCOPE)をめぐるツアーでは、医学生が実際の授業での経験をもとに高機能の模擬装置を使った学びの大切さを披露。こうした医学部の企画で学生リーダーを務めた医学科3年の籠宮有理菜さんは、自ら案内役を務めたSCOPEツアーを振り返り、「元々(フロアを)通り抜けるだけのものだったのが、他のプログラムと同じ30分枠を頂き、そして来年度以降も1つの企画として確立したことは本当に嬉しい」と語っています。ご来場の方から寄せられた「学生の人柄や意欲がすごく伝わってきた」といったコメントのとおり、企画にこめた在学生の熱い思いを感じて頂けたようです。
 成田看護学部、成田保健医療学部でも、「先輩TALK」のコーナーに「多職種連携実習」で優秀賞を獲得した学内チームが参加し、医師のほかさまざまな医療職種が協働する臨床現場を想定した演習の経験を説明しました。「学部、学科の違うチームで、最初は緊張するものの、症例研究を経て、コミュニケーションの取り方や、職種の違いを学ぶことができる」という説明は、高校生や保護者の方々に医療福祉の総合大学である本学の特徴を肌感覚で伝える機会となったようです。
 リハビリテーション系の学科を横断的に多くの医療職種を知ることのできる企画もさらに充実し、高校生の方々からは「体験型のプログラムが多く、よい紹介だった」、「先輩や先生方と直接話すことができて、大学の雰囲気や勉強の内容が詳しく分かった」といった感想を頂きました。 

 新型コロナウイルス感染症が全国的に広がるなかですが、本学では可能な限り感染防止措置をとりながら、出願を検討中の方々に直接本学の学びを知っていただく機会を引き続き設けてゆきます。

  • 受付にも実習服姿の先輩たちが参加
  • 医学部では先輩の指導で一次救命処置を体験
  • 成田看護学部では新生児のケアを実習
  • 多職種連携の実習報告