5月11日、「海外保健福祉事情」「海外医療体験」の事前講義の一環として、外務省出張講義が実施されました
総合教育科目として実施されている短期海外研修「海外保健福祉事情」「海外医療体験」の事前講義の一環として、外務省出張講義が2018年5月11日、成田キャンパスで実施されました。
成田キャンパスの「海外保健福祉事情」科目責任者である城間将江先生が講義の目的とともに講演者の紹介をしたのち、外務省領事局海外邦人安全課の小玉広明・首席事務官が「安全な海外渡航・滞在のために」をタイトルに約70分間、講義をしました。続けて、成田キャンパス国際交流委員会委員長の高須賀茂文先生が、本学で作成した学生向けの「海外危機管理対応マニュアル」をもとに、海外研修・留学における危機管理について説明しました。
講義は遠隔システムで大川キャンパス、福岡キャンパス、小田原キャンパス、大田原キャンパスにも発信され、約800名の学生・教職員が講義を受講しました。講義後、学生からは、「今回の情報をもとに、しっかり研修に備えたい」、「(海外は)日本のように安全な場所ではないということを肝に銘じて研修に参加したい」などの感想が出されました。
海外研修・留学における危機管理については、2017年に文部科学省から外務省の協力のもと危機管理ガイドラインが出されるなど、最近、とくに重要性が指摘されています。本学では今後も学生・教職員の海外における危機管理への意識を高め、より安全な海外研修が実施できるよう、努力していきたいと考えております。