理学療法学科:オタゴ大学大学院コーディネーター Steve Tumilty 先生来訪報告①
講義では、日本とは異なる臨床系大学院プログラムが紹介され、将来、海外の大学院留学や、海外で理学療法士として働く目標を持っている学生にとっては新たな知見となりました。また、Steve先生の専門が骨関節系徒手理学療法であることから、講義後半では実際の臨床場面を想定した症例検討を行い、肩関節痛や腰背部痛に対する適切な理学療法評価と治療アプローディの実際を紹介しました。
オタゴ大学では、多くの研究プロジェクトが進行しているため、今後は学術協定校として本学との共同研究も計画しており、教員のみならず、本学卒業生が研究スタッフとして海外で活躍できる機会が増えることも期待されます。理学療法士としての職域拡大が急務であることに疑いの余地のないところで、今後は医療の国際化とともに、日本の理学療法士が世界で活躍できる機会が増えることが期待されます。将来への大きな目標や夢を持って、自分自身のキャリアをプロデュースできる理学療法士になれるように、今後とも教職員一同、学生のキャリアサポートを実施していく予定です。
(成田保健医療学部 理学療法学科 講師 宮森隆行)
医学部棟の見学 |
2年生の希望者に向けた講義 |
肩関節症例への理学療法評価の実技 |
1年生との集合写真 |