成田キャンパス
糖尿病・代謝・内分泌内科学教室

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代謝疾患における診断マーカーの有用性の検討

研究名称

代謝疾患における診断マーカーの有用性の検討

倫理審査承認番号:
国際医療福祉大学 承認番号 21-Im-037

目的

体内には自己免疫性疾患に関わるような自己抗体の他にも生理的役割や病原性不明のポリクローナルな自己抗体が産生されている。共同研究者の千葉大学大学院医学研究院 脳神経外科学の日和佐らは、様々なタンパクに対する自己抗体をAlphaLISA法で測定し、疾患特異的な新たなバイオマーカーしての可能性を検討し報告している(文献)。今回我々は、糖・脂質代謝関連因子(GLP-1、 GIP、 PCSK-9、 R3hdmlなど)に対する自己抗体を測定し、その臨床的意義に関して検討することを研究目的とした。

方法

AlphaLISA法にて測定した血中GLP-1抗体、GIP抗体、PCSK9抗体、抗R3hdml抗体と糖尿病、脂質異常症、動脈硬化症、がんなどの疾患や血糖値、血清脂質値、血圧、肝機能などの臨床所見と相関を検討する。血中GLP-1、GIP、PCSK9、R3hdml濃度とそれぞれの抗体濃度との相関について検討する。

研究情報の公開について

2021年8月 代謝疾患における診断マーカーの有用性の検討