教室紹介
ごあいさつ
国際医療福祉大学 医学部 血管外科学教室 教授(代表) 前田 剛志 |
国際医療福祉大学 医学部 血管外科学教室のホームページへようこそ。
血管外科は日本では心臓血管外科として存在することが多いのですが、欧米では血管外科は一般的に独立した講座であり、かつ非常に人気が高い講座です。我々は心臓および脳内の血管以外のすべての血管を対象とした診療を行っております。対象の疾患としては頸動脈狭窄症、腎動脈狭窄症や下肢閉塞性動脈硬化症といった閉塞性疾患、大動脈解離、大動脈瘤、内臓動脈瘤といった拡張疾患をはじめ、深部静脈血栓症や下肢静脈瘤といった静脈疾患についても診療を行っており、さらに透析に必要なブラッドアクセス関連の治療にも対応しています。
現在、血管外科が存在する本学の附属病院は国際医療福祉大学病院、塩谷病院、三田病院、成田病院の4つですが、今後スタッフの増員とともに増やしていきたいと考えています。2023年度は、大動脈瘤手術119件、閉塞性動脈硬化症手術203件、静脈手術291件と幅広く行っています(手術件数参照)。また手術だけではなく、Academic surgeonとして研究や発表にも力を入れています。本学の強みである国際的な発信力を有する外科医を育成することを目的とし、海外留学と学位取得をめざすプログラムを考えています。
ぜひ手術の2刀流をめざして一緒に働きましょう。